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第113回 午前 問45

成人看護学

喉頭摘出に関する問題

喉頭摘出および気管孔造設術を受けた患者にみられるのはどれか。

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✓ これが正解2嗅覚低下

解説

喉頭摘出後は鼻に空気が通らなくなるため、嗅覚が低下します。

喉頭摘出術では、声帯を含む喉頭を取り除き、気管の断端を首の前面に縫い付けて気管孔をつくります。この手術の後は、呼吸の通り道(気道)と食べ物の通り道(食道)が完全に分かれ、息は首の気管孔から出入りするようになります。鼻からは空気が吸い込まれなくなるため、においの分子が鼻の奥の嗅覚の受容器まで届かず、嗅覚が低下します。声帯を失うので声が出なくなる(失声)ことも代表的な変化です。

一方、気道と食道が分かれるため、食べ物や飲み物が気管に入る誤嚥は起こらなくなります。耳と顎の構造は手術で変わらないので、難聴や咀嚼困難もこの手術の影響として起こるものではありません。

覚え方: 喉頭摘出後は息が首からだけ出入りする、だから声と嗅覚が失われ、誤嚥はなくなる、と空気の通り道の変化から導くと覚えやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第113回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問45(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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