ITパスポート 平成29年度 春期 特別措置試験 問21
企業活動
営業利益率
財務諸表から求められる総資産営業利益率は何%か。
〔貸借対照表〕 単位 百万円
| 流動資産 | 600 | 流動負債 | 400 |
|---|---|---|---|
| 固定負債 | 400 | ||
| 固定資産 | 400 | ||
| 純資産 | 200 | ||
| 資産合計 | 1,000 | 負債・純資産合計 | 1,000 |
〔損益計算書〕 単位 百万円
| 売上高 | 3,000 |
|---|---|
| 売上原価 | 2,000 |
| 1,000 | |
| 販売費・一般管理費 | 700 |
| 300 | |
| 営業外収益 | 20 |
| 営業外費用 | 120 |
| 200 | |
| 特別利益 | 0 |
| 特別損失 | 50 |
| 150 | |
| 法人税等 | 70 |
| 80 |
(注記) 網掛けの部分は,表示していない。
- ア 20
- イ 25
- ウ 30
- エ 50
答えと解説
✓ これが正解ウ 30
解説
本業のもうけである営業利益を、資産の合計で割った割合です。
総資産営業利益率は、持っている資産をどれだけうまく使って本業のもうけを出したかを見る割合です。割る数は貸借対照表の資産合計で、ここでは単位が百万円の千、つまり十億円です。割られる数は損益計算書の営業利益で、これは表に出ていないので自分で作ります。売上高三千から売上原価二千を引くと、売上総利益が千です。そこから販売費・一般管理費の七百を引いた三百が、営業利益にあたります。営業外の収益や費用は本業の外の話なので、ここでは足し引きしません。三百を千で割ると、答えは三割になります。どの利益を使うかで答えが変わるので、名前を確かめてから割ります。総資産という言い方は、貸借対照表の左側の合計を指します。左側は集めたお金が何に変わっているかを示し、右側はそのお金をどこから集めたかを示します。どちらの合計も同じ額です。
ほかの選択肢の解説
- ア 20:営業外の収益と費用まで足し引きした利益、つまり二百を資産合計で割ると、この値になります。本業の外で借入れの利息などが動いた後の数なので、本業のもうけを見たい割合には使いません。営業と付く利益は本業だけの数です。
- イ 25:特別損失まで引いた後の利益、つまり百五十を、資産合計ではなく流動資産の六百で割ると、ちょうどこの値になります。割られる数と割る数の両方を取り違えた形です。特別と付く項目は、その年だけの臨時の出来事なので、毎年の実力を見る割合からは外します。割る数のほうも、資産の合計でなければなりません。
- エ 50:売上原価を引いただけの利益、つまり千を使い、さらに貸借対照表の左右を足した二千で割ると、この値になります。販売費・一般管理費を引く手順が抜けている上に、片側だけでよい資産を二重に数えた形です。営業利益は、売る仕事にかかった費用まで引いた後の数です。売上総利益は、粗利益とも呼ばれる手前の段の数です。
関連用語
- 財務諸表会社のお金の状況をまとめて、外部に示すための書類のことです。
- 損益計算書ひと区切りの経営の成績を示す表で、上から順に費用を引いていく作りです。
- 貸借対照表決算日という一日の時点で、会社が何をどれだけ持ち、どれだけ借りているかを並べた表です。
- 営業利益売上総利益から、販売費及び一般管理費を引いた利益です。
- 純資産資産から負債を差し引いて残る部分で、返さなくてよいお金にあたります。
- 売上原価期首の在庫の額にその期に仕入れた額を足し、期末の在庫の額を引いて求める費用です。
- 営業外費用支払利息など、本業以外の活動から生じる費用です。
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問21
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損益計算書に 関する 問題 (貸借対照表) - 令和6年度 問8:
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