ネットワーク|平成28年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問86
全文検索型検索エンジンの検索データベースを作成する際に用いられ,Webページを自動的に巡回・収集するソフトウェアはどれか。
- CGI
- ✓ これが正解クローラ
- クロスサイトスクリプティング
- バックドア
解説
分野の違う肢が二つ混ざっているのが、目印になります。
名前の由来を訳すと、這い回るという意味の語が出てきます。網の上を自分で辿って回り、見つけた頁を集めてくるので、そう呼ばれます。検索エンジンが答を返せるのは、あらかじめこれが集めた頁を並べておくからです。並ぶ肢のうち二つは、そもそも攻撃の側の言葉です。設問は集める道具を訊いているので、分野が違う時点で外れます。分野の違う肢が混ざる型では、意味を思い出す前に、どの世界の言葉かで仕分けると読む量が減ります。残る一つは網の技術ではありますが、頁を集めるのではなく、頼まれたときにその場でプログラムを動かす仕組みです。這い回る意味からクローラと呼ばれます。分野で仕分ける読み方は、攻撃の名前が紛れ込む型の問いで広く効きます。この年度でも、クロスサイトスクリプティングが答でない位置に置かれる問いが並んでいます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 頼まれたときに、その場でプログラムを動かして結果を返す仕組みです。攻撃の言葉ではありませんが、自分から頁を集めて回る働きは持っていません。名前の形が近いので、音の印象だけで選ぶと取り違えます。後ろまで読む一手が要ります。
- 人の見る頁に、悪意のある短いプログラムを紛れ込ませる攻撃の名前です。集める道具を訊く問いには、分野の段階で掛かりません。クロスサイトスクリプティングという名前で、集める道具ではなく攻撃の側のほうに、はっきりと並んでいます。
- あとから忍び込むために、こっそり残しておく裏口の名前です。これも攻撃の側の言葉で、二つ並んでいることが目印になります。バックドアという名前です。攻撃の言葉が二つ並ぶ型では、意味を思い出す前の段で、まとめて仕分けられます。
この問題に関係する言葉
- 検索エンジン
- クロスサイトスクリプティング出力処理の不備を突き、利用者のブラウザで攻撃者のスクリプトを動かす攻撃です。防ぐには、出力する文字を無害な形に置き換えます。
- バックドア正規の手続を経ずに入れるよう、攻撃者がひそかに用意した入口のことです。認証を通らずに使えるURLや、秘密裏に作られた利用者アカウントが該当します。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問86
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