ITパスポート 平成26年度 秋期 特別措置試験 問50
セキュリティ
スマートフォンに関する問題
スマートフォンの取扱いに関する記述のうち,セキュリティの観点から不適切な行動はどれか。
- ア スマートフォン内の消えてしまうと困るデータは,スマートフォンとは別の場所に暗号化して保存する。
- イ スマートフォンにもウイルスは感染する可能性があるので,ウイルス対策ソフトを導入する。
- ウ スマートフォンの購入時が最もセキュリティが高い状態なので,OSの更新はしないで使い続ける。
- エ スマートフォンを紛失した場合,遠隔からの強制ロックとデータの強制削除を行う。
答えと解説
✓ これが正解ウ スマートフォンの購入時が最もセキュリティが高い状態なので,OSの更新はしないで使い続ける。
解説
正しい行いが三つ並んで絞れないことが、否定形の合図です。
設問は当てはまらないほうを選ばせています。守りの強さは買った時点で決まって動かない、という見方が誤りの元です。弱いところは後から次々と見つかるので、配られる修正を当てないでいると、開いた穴がそのまま残ります。つまり時とともに下がっていくのが実際のところです。スマートフォンでも、この考え方はコンピュータと変わりません。守りは、買った時点で出来上がるものではありません。穴は使っているうちに次々と見つかるものなので、届く直しを当て続けることが必要です。持ち歩く機器は、無くす、盗まれる、覗かれるという三つの恐れを同時に抱えます。だから、写しを取る、読めない形にする、遠くから消せるようにするという備えを重ねて敷きます。誤りのほうを一つ選ばせる形の設問では、残る三つが揃って正しいことに先に気づけると速く済みます。
ほかの選択肢の解説
- ア スマートフォン内の消えてしまうと困るデータは,スマートフォンとは別の場所に暗号化して保存する。:消えると困る中身を別の場所へ写し、読めない形にしておく行いです。備えとして理にかなっています。失う恐れと覗かれる恐れの両方に手を打てと言われたなら、こちらが答えになります。写しを取るだけでは、拾われたときに読まれます。
- イ スマートフォンにもウイルスは感染する可能性があるので,ウイルス対策ソフトを導入する。:携帯できる機器も感染しうると考えて、守る道具を入れる行いです。こちらも筋の通った備えになります。持ち歩く機器にも同じ守りを敷けと言われたなら、こちらです。外へ出す分だけ、危ういところにつなぐ機会も増えていきます。
- エ スマートフォンを紛失した場合,遠隔からの強制ロックとデータの強制削除を行う。:失くしたときに、遠くから錠を掛け中身を消す行いです。拾われたときの被害を抑えられます。手元を離れた機器へ遠くから手を打てと言われたなら、こちらになります。見つからないと分かった時点で、早く行うほど傷が浅く済みます。
関連用語
- スマートフォン電話に小型のコンピュータを組み合わせた携帯端末です。
- 暗号化内容を鍵がなければ読めない形に変換すること。
- ウイルスほかのプログラムに入り込んで増える、不正なプログラムです。
- 紛失機器や書類を、置き忘れなどでなくしてしまうことをいいます。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問50
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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