第112回 午前 問8
公衆衛生看護活動展開論
「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」で推奨されている、市町村が行うがん検診の種類と対象年齢の組合せで正しいのはどれか。
- 1胃がん検診 ――― 35歳以上
- 2乳がん検診 ――― 20歳以上
- 3大腸がん検診 ――― 40歳以上
- 4子宮頸がん検診 ――― 18歳以上
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✓ これが正解3大腸がん検診 ――― 40歳以上
解説
指針では、大腸がん検診の対象は40歳以上です。
市町村が行うがん検診は、厚生労働省の、がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針で、検診の方法・対象年齢・受診間隔が示されています。この指針では、胃がん検診は50歳以上(胃部エックス線検査は当分の間40歳以上でも可)で2年に1回、子宮頸がん検診は20歳以上の女性で細胞診なら2年に1回、肺がん検診は40歳以上で年1回、乳がん検診は40歳以上の女性で2年に1回とされています。
大腸がん検診は40歳以上を対象に、原則として年1回行うと定められており、40歳以上という組合せは指針と一致します。胃がん検診の35歳以上、乳がん検診の20歳以上、子宮頸がん検診の18歳以上は、いずれも指針の対象年齢と合いません。
したがって、大腸がん検診と40歳以上の組合せが正しいものです。子宮頸がんだけが20歳以上、胃がんは50歳以上、そのほかの肺・乳・大腸は40歳以上と、例外を先に覚えると整理しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1胃がん検診 ――― 35歳以上:指針では胃がん検診の対象は50歳以上で、胃部エックス線検査に限り当分の間40歳以上も対象にできるとされています。35歳以上という年齢は、どちらの基準とも一致しません。
- 2乳がん検診 ――― 20歳以上:指針の乳がん検診は40歳以上の女性が対象で、2年に1回行うとされています。20歳以上という年齢は子宮頸がん検診の対象年齢であり、乳がん検診のものではありません。
- 4子宮頸がん検診 ――― 18歳以上:指針の子宮頸がん検診は20歳以上の女性が対象です(HPV検査単独法は30歳以上)。18歳以上という年齢は指針のどの検診にも当てはまりません。
出典:第112回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問8(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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