第109回 午後 問8
保健医療福祉行政論
健やか親子21に関する問題
健やか親子21(第2次)で示されている十代の健康水準の指標はどれか。
- 1性感染症罹患率
- 2虐待による死亡数
- 3むし歯(う歯)罹患率
- 4睡眠障害がある子どもの割合
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✓ これが正解1性感染症罹患率
解説
健やか親子21(第2次)で十代の健康水準の指標は性感染症罹患率です。
健やか親子21(第2次)は、母子保健の国民運動計画で、いくつかの基盤課題と重点課題ごとに指標を定めています。乳幼児期は基盤課題A、学童期・思春期は基盤課題Bで扱われ、十代は基盤課題Bにあたります。
基盤課題Bの健康水準の指標には、十代の自殺死亡率、十代の人工妊娠中絶率、十代の性感染症罹患率、児童・生徒の痩身傾向児と肥満傾向児の割合、歯肉に炎症がある十代の割合が挙げられています。性感染症罹患率はこの中に含まれるので、十代の健康水準の指標として正しいです。
ほかの指標は、別の課題に置かれています。虐待による死亡数は基盤課題Bの一覧には無く、妊娠期からの児童虐待防止対策という別の課題で扱われます。むし歯のない3歳児の割合のような乳幼児の歯の指標は基盤課題Aの指標です。十代の指標は、心の健康、性、体格、歯肉と、思春期ならではの課題が並んでいると覚えておくと区別しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2虐待による死亡数:虐待による死亡数は、十代を扱う基盤課題Bの健康水準の指標には挙げられていません。児童虐待は妊娠期からの防止対策として別の課題で扱われているため、十代の指標としては当てはまりません。
- 3むし歯(う歯)罹患率:むし歯(う歯)は、3歳児のむし歯のない者の割合のように、乳幼児期を扱う基盤課題Aの指標として置かれています。十代の口の健康は歯肉の炎症の割合で見ているので、むし歯の罹患率は違います。
- 4睡眠障害がある子どもの割合:睡眠障害がある子どもの割合は、基盤課題Bの健康水準の指標には挙げられていません。十代の指標は自殺死亡率、人工妊娠中絶率、性感染症罹患率、体格、歯肉の炎症などで構成されています。
出典:第109回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問8(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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