母性看護学の用語(40語)
看護師国家試験の過去問に出てくる「母性看護学」の用語 40語を、短い言葉で説明しています。
「母性看護学」の
アセスメント
読み:あせすめんと患者の主観的情報と客観的情報を集め、看護の知識を使って解釈し、状態を判断することです。看護過程の最初の段階で、情報収集と分析にあたる点が問われます。育児・
読み:いくじかいごきゅうぎょうほう育児や家族の介護を行う労働者が、仕事と家庭を両立できるよう休業などの制度を定めた法律です。試験では、育児時間を定める労働基準法との区別が問われます。介護休業法 育児時間
読み:いくじじかん1歳に満たない子を育てる女性が1日2回、少なくとも30分ずつ請求できる時間です。試験では労働基準法に定められている点が問われます。エストロゲン
読み:えすとろげん / 別表記:卵胞ホルモン卵巣から分泌される女性ホルモンで、生殖器のほか骨や血管、脂質の代謝などにも働きます。閉経で低下すると腟の粘膜が萎縮する点が問われます。オキシトシン
読み:おきしとしん下垂体後葉から分泌され、分娩時に子宮を収縮させたり、授乳時に乳汁を押し出したりするホルモンです。児が乳頭を吸う刺激で分泌される点が問われます。悪露
読み:おろ産後に子宮から出てくる血液などの分泌物のことです。血の塊が混じるのは、子宮の収縮が悪く出血が増えているサインのことがある点が問われます。基礎体温
読み:きそたいおん朝目覚めてすぐ、からだを動かす前に測る安静時の体温で、女性の排卵の有無や月経周期の把握に使われます。口腔での体温測定が適している点が問われます。経口避妊薬
読み:けいこうひにんやく卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含む薬を毎日決まったように飲み、脳から卵巣への指令を抑えて排卵を起こさないようにする方法です。排卵を抑える点が問われます。後陣痛
読み:こうじんつう分娩後に子宮が収縮して妊娠前の大きさへ戻っていくときに起こる、陣痛に似た下腹部の痛みです。初産婦より経産婦のほうが強く感じる傾向がある点が問われます。光線療法
読み:こうせんりょうほう新生児の高ビリルビン血症で、青から緑の光を皮膚に当ててビリルビンを尿や便に出しやすくする治療です。目の網膜を守るためアイマスクをする点が問われます。更年期
読み:こうねんき閉経をはさんだ前後5年ずつの期間で、多くの女性で40歳代半ばから50歳代半ばにあたります。試験では中心にある平均閉経年齢が50歳前後である点が問われます。臍帯
読み:さいたいへその緒のことで、中の血管である臍動脈と臍静脈が胎児と胎盤のやりとりをつなぎます。破水のあとは、胎児より先に下がる臍帯脱出に注意する点が問われます。産褥期
読み:さんじょくき分娩が終わってから母体が妊娠前の状態に戻るまでの期間です。妊娠で大きくなった子宮が元に戻る変化と、乳汁分泌が始まる変化が問われます。残尿感
読み:ざんにょうかん排尿したあとも膀胱に尿が残っているように感じる症状です。膀胱刺激症状の一つで、尿は出ているため、尿が出ない尿閉ほどの緊急性はない点が問われます。ジェンダー
読み:じぇんだー社会や文化の中でつくられた性の役割や性差を指す言葉です。試験では生物学的な性のセックスや性自認との区別が問われます。子宮復古
読み:しきゅうふっこ分娩後に大きくなった子宮が収縮して妊娠前の大きさに戻っていく過程です。子宮底の高さと硬さ、悪露の量で経過を確かめる点が問われます。死産
読み:しざん妊娠満12週以後の死児の出産をいいます。試験では周産期死亡率では妊娠満22週以後の死産を数える点が問われます。射乳
読み:しゃにゅうオキシトシンが腺房の周りの筋上皮細胞を収縮させて、乳汁を押し出すことです。児が乳頭を吸う刺激でオキシトシンが分泌されて起こる点が問われます。人工妊娠中絶
読み:じんこうにんしんちゅうぜつ胎児が母体外で生命を保続できない時期に、人工的に胎児とその附属物を母体外に出すことです。母体保護法の規定や、実施できる時期が問われます。新生児
読み:しんせいじ新生児は生後4週未満の子どもで、新生児死亡もこの期間の死亡を指します。試験では、体温が下がりやすいことや多相性の睡眠、生理的黄疸などの特徴が問われます。健やか
読み:すこやかおやこにじゅういち母子の健康水準を高めるための国民運動の計画で、三つの基盤課題と二つの重点課題を立てています。試験では十代の健康水準の指標などが問われます。親子21 正期産
読み:せいきさん妊娠37週0日から41週6日までの出産のことです。36週6日までの早産、42週0日以降の過期産との区切りの週数が問われます。生理的体重減少
読み:せいりてきたいじゅうげんしょう生まれたばかりの新生児の体重が、病気ではなく自然な理由でいったん減ることです。正期産の新生児では生後3〜5日ころに最も軽くなる点が問われます。前期破水
読み:ぜんきはすい陣痛が始まる前に卵膜が破れるものを指します。試験では陣痛が始まった後に破れる早期破水との時期の区別が問われます。胎児循環
読み:たいじじゅんかん肺で呼吸をしていない胎児が、酸素や栄養を胎盤から受け取り、二酸化炭素や老廃物を胎盤へ返す循環です。静脈管、卵円孔、動脈管の3つの近道が問われます。胎児心拍数基線
読み:たいじしんぱくすうきせん胎児の心拍数の平均的な値のことです。正常の範囲は110〜160 bpmとされ、ノンストレステストでも正常の目安として確認する点が問われます。胎便
読み:たいべん新生児がはじめて出す便で、胎内で飲み込んだ羊水や腸の分泌物などからできています。試験では出生後24時間以内に初めて排泄される点が問われます。男女雇用機会均等法
読み:だんじょこようきかいきんとうほう雇用の場で性別による差別をなくすことに加え、妊娠中や出産後の女性労働者の健康を守る措置を事業主に求める法律です。妊婦健康診査の受診時間の確保が問われます。乳児家庭全戸訪問事業
読み:にゅうじかていぜんこほうもんじぎょう / 別表記:こんにちは赤ちゃん事業市町村が原則として全ての乳児のいる家庭を訪問し、子育ての情報提供や養育環境の把握を行う事業です。母子保健法ではなく児童福祉法に定められている点が問われます。妊婦健康診査
読み:にんぷけんこうしんさ / 別表記:妊婦健診妊娠高血圧症候群や早産の兆候、胎児の発育などを確かめるために妊婦が受ける健診です。受診の間隔が妊娠の時期によって変わり、妊娠が進むほど短くなる点が問われます。ノンストレステスト
読み:のんすとれすてすと / 別表記:NST子宮収縮などのストレスがない状態で胎児心拍数を記録し、胎児の健康状態を評価する検査です。一過性徐脈がないことが正常の条件に含まれる点が問われます。破水
読み:はすい卵膜が破れることで、陣痛の開始と子宮口全開大の2つの時点を基準に、いつ起きたかで分類します。確認したら、まず胎児心拍数を確かめる点が問われます。プロゲステロン
読み:ぷろげすてろん / 別表記:黄体ホルモン主に卵巣の黄体から分泌されるホルモンで、黄体ホルモンとも呼ばれます。排卵後に分泌され、子宮内膜を妊娠しやすい状態に保つ点が問われます。分娩予定日
読み:ぶんべんよていび最終月経の初日を妊娠0週0日として数えた、妊娠40週0日、つまり280日目に当たる日です。この決まりを使って受診日の妊娠週数を逆算することが問われます。閉経
読み:へいけい卵巣の働きが止まって月経が永久に来なくなることです。ほかに原因がなく月経のない期間が12か月以上続いたことを確かめて判断する点が問われます。母子保健法
読み:ぼしほけんほう妊産婦や乳幼児の健康を守るための保健指導や健康診査などを定めた法律です。妊娠の届出や母子健康手帳の交付も定めており、児童福祉法との区別が問われます。母体保護法
読み:ぼたいほごほう不妊手術と人工妊娠中絶について定め、母性の生命と健康を守ることを目的とする法律です。労働基準法や男女雇用機会均等法の規定との区別が問われます。マタニティブルーズ
読み:またにてぃぶるーず出産後数日のうちに現れる、涙もろさや気分の落ち込み、いらいらなどの一時的な情緒の変化です。多くが短い期間で自然に治まる点が問われます。葉酸
読み:ようさん細胞の分裂や赤血球の産生に必要な水溶性ビタミンです。出題当時の食事摂取基準で、妊娠初期はサプリメントなどで1日400μgの摂取が望まれるとされた点が問われます。卵円孔
読み:らんえんこう胎児の心房中隔にある孔で、右心房に戻った血液の多くがここを通って左心房へ流れます。出生後に肺呼吸が始まると左心房の圧が高まって閉じる点が問われます。