第109回 午前 問14
公衆衛生看護活動展開論
コラボヘルスに関する問題
コラボヘルスにおいて事業者が連携するのはどれか。
- 1健康保険組合
- 2医療機関
- 3市区町村
- 4保健所
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✓ これが正解1健康保険組合
解説
コラボヘルスでは、事業者は健康保険組合と連携します。
コラボヘルスは、健康保険組合などの医療保険者と事業者(事業主)が積極的に連携し、役割を分担しながら、加入者である従業員とその家族の予防・健康づくりを効果的に進める取り組みを指す言葉です。
事業者は、職場環境の整備や就業上の配慮、労働安全衛生法に基づく健康診断などを通じて従業員の健康に関わります。一方、健康保険組合は、レセプトや特定健康診査のデータを持ち、データヘルス計画に基づく保健事業を行います。この二者が情報と役割を持ち寄ることで、職場の働きかけと保険者の保健事業を組み合わせた効率的な健康づくりができます。したがって、コラボヘルスで事業者が連携する相手は健康保険組合です。
医療機関、市区町村、保健所は、従業員の健康に関わる場面はあっても、コラボヘルスという言葉が指す連携の相手ではありません。
覚え方として、コラボヘルスは保険者と事業主の二者の協働、データヘルスは保険者がデータを生かした保健事業と、二つの言葉を組で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2医療機関:医療機関は従業員の治療や健診の実施で関わりますが、コラボヘルスは医療保険者と事業主が予防・健康づくりで連携する取り組みです。医療機関は二者の連携の当事者ではありません。
- 3市区町村:市区町村は国民健康保険の保険者として自営業者などの健康づくりを担いますが、会社の従業員の多くは健康保険組合などの被用者保険に加入しています。事業者の連携相手として示される機関ではありません。
- 4保健所:保健所は感染症対策や食品衛生など地域の公衆衛生を担う行政機関で、職場の感染症対応などで関わることはあります。保険者として従業員の健康づくりを事業者と協働する立場ではありません。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問14(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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