第109回 午前 問3
保健統計学
労働力調査に関する問題
令和元年(2019年)の労働力調査における日本の女性の労働で正しいのはどれか。
- 1就業者は前年に比べ減少している。
- 2労働力人口の総数の約6割を占めている。
- 3年齢階級別労働力率では40~44歳が最も高い。
- 4非正規の雇用形態はパート・アルバイトが最も多い。
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✓ これが正解4非正規の雇用形態はパート・アルバイトが最も多い。
解説
女性の非正規雇用で最も多い雇用形態は、パート・アルバイトです。
令和元年(2019年)の労働力調査(総務省)の女性の労働に関する数字で判断します(出題当時の最新の公表値)。
女性の非正規の職員・従業員は1,475万人で、そのうちパート・アルバイトが1,164万人と大半を占め、契約社員・嘱託(182万人)や労働者派遣事業所の派遣社員(85万人)を大きく上回っています。したがって、非正規の雇用形態はパート・アルバイトが最も多いとする記述が正しい内容です。
ほかの記述を数字で確かめます。女性の就業者は2,992万人で前年より46万人増えており、減少ではありません。労働力人口6,886万人のうち女性は3,058万人で、約44%にとどまり約6割ではありません。年齢階級別労働力率は結婚・出産期にいったん下がるM字型の曲線を描き、左のピークの25〜29歳(85.1%)が最も高く、40〜44歳ではありません。
覚え方として、女性の労働は就業者が増加、労働力人口の4割台、労働力率はM字型、非正規ではパート・アルバイトが中心、の4点を組で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1就業者は前年に比べ減少している。:2019年平均の女性の就業者は2,992万人で、前年に比べ46万人の増加でした。女性の就業者は増加が続いており、減少しているとする記述は数字と合いません。
- 2労働力人口の総数の約6割を占めている。:2019年平均の労働力人口6,886万人のうち、女性は3,058万人です。割合にすると約44%で、6割には届きません。男性の方がまだ多い構成です。
- 3年齢階級別労働力率では40~44歳が最も高い。:女性の年齢階級別労働力率は、25〜29歳(85.1%)と45〜49歳を左右の山、35〜39歳を谷とするM字型です。最も高いのは25〜29歳で、40〜44歳は最も高い層ではありません。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問3(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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