保健統計学の用語(25語)
看護師国家試験の過去問に出てくる「保健統計学」の用語 25語を、短い言葉で説明しています。
学校保健統計調査
読み:がっこうほけんとうけいちょうさ文部科学省が幼児・児童・生徒の発育と健康の状態を明らかにするために行う統計調査です。健康診断の結果を使う標本調査である点が問われます。帰無仮説
読み:きむかせつ統計的仮説検定で、否定することをめざして立てる仮説です。比べる群の間に差はないとする内容で立てる点が問われます。合計特殊出生率
読み:ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が一生に産む子どもの数の平均にあたります。総再生産率や純再生産率との違いが問われます。高齢化率
読み:こうれいかりつ総人口に占める65歳以上の人口の割合です。老年人口を年少人口で割る老年化指数とは、分母が違う点が問われます。国勢調査
読み:こくせいちょうさ5年ごとに人口や世帯の実態を調べる全数調査です。総務省が行う人口静態の調査で、厚生労働省の標本調査と区別する点が問われます。国民健康・
読み:こくみんけんこうえいようちょうさ健康増進法に基づいて厚生労働省が毎年行う、国民の身体の状況・栄養の摂り方・生活習慣を調べる調査です。歩数や喫煙率など、公表された値が問われます。栄養調査 散布図
読み:さんぷず2つの変数の値を横軸と縦軸にとり、1人ひとりを点で打った図です。2つの量的な変数の関係を見るのに適する点が問われます。死亡率
読み:しぼうりつある期間に死亡した人の数を、その集団の人口で割った値です。1つの集団の頻度で、2つの集団を比べる相対危険とは別の指標である点が問われます。人口動態調査
読み:じんこうどうたいちょうさ出生、死亡、死産、婚姻、離婚の届出票をもとに集計する全数調査です。集計するのがこの5つの届出に基づく事象である点が問われます。新生児死亡率
読み:しんせいじしぼうりつ生後4週未満で亡くなった数を年間の出生数で割って求める率です。乳児死亡率より小さな値になる点が問われます。相関係数
読み:そうかんけいすう2つの数量データの間にどれだけ直線的な関係があるかを、−1から1までの値で表す指標です。関係がU字型だと適切に評価できない点が問われます。総患者数
読み:そうかんじゃすう調査日に受診していなくても継続して医療を受けている人を含めて推計した患者の数です。平成29年の患者調査で高血圧性疾患が最も多かった点が問われます。多変量解析
読み:たへんりょうかいせき多くの変数の関係をまとめて調べる手法の総称です。データを集めた後の解析の段階で、交絡因子で調整して交絡を制御する方法である点が問われます。t検定
読み:てぃーけんてい2つの群の平均値に差があるかを調べる検定で、正規分布を前提にします。非正規分布ならU検定、カテゴリーどうしの関連ならχ²検定と選び分ける点が問われます。乳児死亡率
読み:にゅうじしぼうりつ生後1年未満の死亡数を年間の出生数で割り、1,000を掛けた値です。分母が出生数で、死産を加えない点が問われます。妊産婦死亡率
読み:にんさんぷしぼうりつ妊娠・分娩にかかわる母体の死亡を、死産も含めた出産数を基準に表す率です。分母に出生数ではなく出産数を使う点が問われます。年齢調整死亡率
読み:ねんれいちょうせいしぼうりつ年齢構成の異なる集団どうしの死亡の状況を、年齢構成の違いの影響を取り除いて比べる指標です。基準人口の年齢構成にそろえて計算する点が問われます。箱ひげ図
読み:はこひげず最小値・四分位数・中央値・最大値で、1つの変数の分布の形を表す図です。2つの量的な変数が一緒にどう動くかを示すには向かない点が問われます。標準化死亡比
読み:ひょうじゅんかしぼうひ年齢構成の違いを調整できる死亡の指標で、間接法で求めます。直接法と比べ、率と人口の組み合わせが逆になる点が問われます。標準偏差
読み:ひょうじゅんへんさデータが平均値の周りにどれくらい散らばっているかを表す値です。値が大きいほどばらつきが大きい点が問われます。標本調査
読み:ひょうほんちょうさ全員を調べる悉皆調査ではなく、一部を抽出して調べる調査です。保健統計の調査ごとに、全数調査か標本調査かを見分ける点が問われます。分散分析
読み:ぶんさんぶんせき3つ以上の群の平均値の差を一度に調べる方法で、正規分布を前提にします。2群の平均を比べるt検定や、度数を比べるカイ二乗検定との区別が問われます。有意水準
読み:ゆういすいじゅん検定を行う前にあらかじめ決めておく、p値と比べる値です。p値がこれより大きければ帰無仮説を棄却できない点が問われます。労働力率
読み:ろうどうりょくりつ15歳以上の人口に占める労働力人口の割合です。女性の年齢階級別の値がM字型を描き、有配偶者の労働力率の上昇で谷が浅くなった点が問われます。老年化指数
読み:ろうねんかしすう老年人口を年少人口で割って100を掛けた値です。生産年齢人口を分母にする老年人口指数との違いや、少子高齢化で増える指標である点が問われます。