第109回 午前 問2
個人・家族・集団・組織の支援
自治会の説明で正しいの
自治会の説明で正しいのはどれか。
- 1地縁組織である。
- 2小学校区が最小単位である。
- 3設置の義務が法律に定められている。
- 4加入できるのは18歳以上の者である。
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✓ これが正解1地縁組織である。
解説
自治会は、同じ地域に住むことでつながる地縁組織です。
自治会(町内会)の性質は、地区組織の分類、すなわち住む場所でつながる地縁組織か、目的や関心でつながる組織かという視点で判断します。
自治会は、一定の区域に住む世帯が集まって、防犯・防災、清掃、行事などの共同の活動を行う組織です。住んでいる地域が同じというつながりで成り立っているため、地縁組織に当たります。したがって、地縁組織であるとする記述が正しい内容です。保健師は地区活動の中で、自治会を情報の窓口や住民主体の活動の担い手として連携の相手にします。
ほかの記述は、単位の大きさ、設置の義務、加入できる年齢を決めつけている点が合いません。自治会の区域は地域の実情に応じて決まり、法律で設置が義務づけられた組織でもなく、加入は世帯単位などで年齢の制限は一般にありません。
見分け方として、地縁は住む場所、志縁やテーマ型は目的でつながる組織と整理しておくと、自治会・老人クラブ・NPO などの区別がしやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2小学校区が最小単位である。:自治会の区域は、数十世帯の町内から集落単位まで地域の実情に応じて決まり、小学校区を最小単位とする決まりはありません。小学校区はむしろ複数の自治会をまとめる単位として使われることが多い区域です。
- 3設置の義務が法律に定められている。:自治会は住民が自主的に組織する団体で、法律で設置を義務づける規定はありません。地方自治法には、一定の手続で法人格を得られる認可地縁団体の仕組みがあるだけです。
- 4加入できるのは18歳以上の者である。:自治会への加入は世帯単位で行われることが多く、18歳以上に限るような年齢の制限は一般にありません。子どもや高齢者を含め、区域に住む人全体を対象とする組織です。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問2(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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