(2025年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43
金融資産運用
相関係数に関する問題
異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が( )である場合、分散投資によるリスクの低減効果は最大となる。
- 1-1
- 20
- 3+1
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✓ これが正解1-1
解説
相関係数が-1のとき、分散投資によるリスク低減効果が最大です。
ポートフォリオ理論における相関係数と分散投資の効果の関係を問う問題です。相関係数は、2つの資産の値動きがどれだけ同じ方向にそろっているかを、-1から+1までの数値で表したものです。
+1は2資産がまったく同じ方向に動くことを、-1はまったく逆の方向に動くことを表します。逆方向に動く資産を組み合わせると、一方の値下がりをもう一方の値上がりが打ち消すため、ポートフォリオ全体の値動きの振れ幅(リスク)が小さくなります。この打ち消し合いが最も強く働くのが相関係数-1のときで、分散投資によるリスクの低減効果は最大になります。したがって空欄には-1が入ります。
相関係数が-1に近いほど分散の効果は大きく、+1では効果がない、と数直線の向きで覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 20:相関係数0は、2資産の値動きに関係が見られない状態です。この場合も組み合わせることで一定のリスク低減効果は得られますが、値動きが完全に逆向きになる場合ほどは打ち消し合わないため、効果は最大になりません。
- 3+1:相関係数+1は、2資産がまったく同じ方向に動く状態です。片方が下がればもう片方も下がるので、組み合わせても値動きが打ち消し合わず、分散投資によるリスク低減の効果は得られません。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2025年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問43(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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