(2025年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問42
金融資産運用
ROEに関する問題
X社の株価が1,500円、1株当たり純利益が100円、1株当たり純資産(自己資本)が1,000円である場合、X社のROEは、( )である。
- 11.5%
- 210%
- 315%
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✓ これが正解210%
解説
ROEは1株当たり純利益÷1株当たり純資産で10%です。
株式の投資指標の1つであるROE(自己資本利益率)の計算問題です。ROEは、株主の持ち分である自己資本を使って、企業がどれだけ効率よく利益を上げたかを示す指標で、当期純利益÷自己資本×100(%)で求めます。1株当たりの数値が与えられている場合は、1株当たり純利益÷1株当たり純資産(自己資本)×100でも同じ値になります。
この問では、100円÷1,000円×100=10%となり、空欄には10%が入ります。株価の1,500円はROEの計算には使いません。株価を使う指標には、株価を1株当たり純利益で割るPER(株価収益率)や、1株当たり純資産で割るPBR(株価純資産倍率)があります。
ROEは利益と自己資本だけで決まる指標で、株価は登場しない、と覚えておくと資料の数字を取り違えにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 11.5%:1.5は、株価1,500円を1株当たり純資産1,000円で割った値で、PBR(株価純資産倍率)の1.5倍に当たります。ROEは株価を使わず、1株当たり純利益を1株当たり純資産で割って求めるため、1.5%にはなりません。
- 315%:15は、株価1,500円を1株当たり純利益100円で割った値で、PER(株価収益率)の15倍に当たります。ROEの計算に株価は使わないので、純利益100円を純資産1,000円で割った値が正しい答えです。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2025年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問42(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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