令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問12
ユーザーインタフェース
ユーザビリティに関する問題
システムのユーザビリティの測定手法のうち,利用者に実際のシステムを操作してもらって,意見を聞き,有効さ,効率及び利用者の満足度を評価する手法はどれか。
- アインタビュー法
- イ認知的ウォークスルー法
- ウヒューリスティック法
- エログデータ分析法
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✓ これが正解アインタビュー法
解説
実際に操作してもらい、意見を聞いて評価するのはインタビュー法です。
ユーザビリティの評価手法は、実際の利用者が関わるかどうかと、何をもとに評価するかで分けられます。設問は、利用者に実際のシステムを操作してもらい、そのうえで意見を聞いて、有効さ、効率、満足度を評価する手法を求めています。利用者本人から直接意見を聞き取るのはインタビュー法の特徴です。操作した直後に聞くことで、どこで迷ったか、使いにくいと感じたかといった、利用者の主観的な満足度まで把握できます。見分けるときは、利用者が参加するか、専門家が評価するか、記録を分析するかに注目します。利用者に直接聞くならインタビュー法、と手掛かりの言葉を手法の名前に結び付けて覚えておくと確実です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ認知的ウォークスルー法:認知的ウォークスルー法は、評価者が利用者になったつもりで操作の手順を一つずつたどり、つまずきそうな箇所を見つける手法です。実際の利用者に操作してもらって意見を聞く手法ではありません。
- ウヒューリスティック法:ヒューリスティック法は、ユーザビリティの専門家が経験則や指針に照らしてシステムを点検し、問題点を洗い出す手法です。評価するのは専門家で、利用者から意見を聞くものではありません。
- エログデータ分析法:ログデータ分析法は、システムに残った操作の記録を分析して、使われ方や問題のある箇所を調べる手法です。記録から読み取るもので、利用者に直接意見を聞いて満足度を評価するわけではありません。
この問題の用語
- ウォークスルー法データの流れと組み込まれた統制を、順に追いかけて確かめる技法です。聞き取りで確かめるインタビュー法とは、進め方が違います。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12
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