令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午後)(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
600V ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの特徴として,誤っているものは。
- イ分別が容易でリサイクル性がよい。
- ロ焼却時に有害なハロゲン系ガスが発生する。
- ハビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べ絶縁物の最高許容温度が高い。
- ニ難燃性がある。
答えと解説
✓ これが正解ロ焼却時に有害なハロゲン系ガスが発生する。
解説
耐燃性ポリエチレンシースケーブルは焼却時にハロゲンガスを出さない。
この問題は、電気工事で使われる600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブルの特徴を問う問題です。一般にはエコケーブルと呼ばれ、環境に配慮した材料で作られています。
特徴は、絶縁体もシース(外装)もポリエチレン系の材料で、塩素などのハロゲンを含まないことです。そのため、焼却したときに有害なハロゲン系のガスが発生しません。これが環境にやさしいといわれる理由で、焼却時に有害なハロゲン系ガスが発生するとする記述は逆であり、誤りです。
そのほかの記述は特徴と合っています。材料の種類が少なく、分別しやすいのでリサイクル性に優れます。ビニル絶縁ビニルシースケーブルより絶縁物の最高許容温度が高く、耐燃性、つまり燃え広がりにくい性質もあります。
覚え方は、エコケーブルはハロゲンを含まないので燃やしても有害ガスが出にくい、塩化ビニルとは逆、と対比して押さえることです。
ほかの選択肢の解説
- イ分別が容易でリサイクル性がよい。:分別が容易でリサイクル性がよいという記述は、この種のケーブルの特徴と合っています。ポリエチレン系で材料の種類が少ないので、リサイクルに向くとされ、誤りではありません。
- ハビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べ絶縁物の最高許容温度が高い。:ビニル絶縁ビニルシースケーブルと比べて、絶縁物の最高許容温度が高いという記述は特徴どおりです。熱に強い分、同じ条件でビニルより許容できる温度が高く、誤りではありません。
- ニ難燃性がある。:難燃性があるという記述は、耐燃性ポリエチレンをシースに使うこのケーブルの名前にも表れた特徴です。燃え広がりにくい性質を持つので、記述は正しく誤りではありません。
出典:令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午後) 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)