令和5年度上期第二種電気工事士学科試験(午後)(電気技術者試験センター)問39
配線図
小勢力回路に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
⑨で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値[V]は。
〔配線図の前書き〕図は,木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.図においては,必要なジョイントボックスがすべて示されているとは限らないが,ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 6.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ24
- ロ30
- ハ40
- ニ60
答えと解説
✓ これが正解ニ60
解説
⑨は小勢力回路で、使用できる電圧の最大値は60Vです。
小勢力回路で使える電圧の最大値を問う問題です。小勢力回路とは、呼び鈴やインターホンなど、弱い電流で使う信号や制御の回路で、事故を起こしにくいよう電圧や電流の上限が決められています。
⑨は、玄関の押しボタン(四角の中に黒丸)、変圧器(円の中にT)、チャイム(四角の中に音符)を結ぶ配線で、チャイムを鳴らす小勢力回路です。この回路で使える電圧の最大値は60Vです。
24V、30V、40Vは、いずれも60V以下の範囲に入るので、小勢力回路で使うこと自体はできます。しかし問われているのは使える最大の値ですから、60Vが答えになります。
覚え方は、小勢力回路は60V以下、と上限の数字をひとつだけ押さえることです。
ほかの選択肢の解説
- イ24:24Vは、60V以下の範囲に収まる値で、小勢力回路に使えます。ただし上限そのものではなく、問われている最大値の答えとしては小さすぎます。
- ロ30:30Vも使用できる電圧の範囲の中の値で、誤りとは言えません。しかし、この回路で認められる上限は30Vよりも高く、最大値の答えにはなりません。
- ハ40:40Vも範囲内の値ですが、上限ではありません。小勢力回路の最大値はこれより高く、最大値を問われているこの設問の答えにはなりません。
出典:令和5年度上期第二種電気工事士学科試験(午後) 問39(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)