平成30年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
地中配線に関する問題
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低圧の地中配線を直接埋設式により施設する場合に使用できるものは。
- イ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
- ロ600V ビニル絶縁電線(IV)
- ハ引込用ビニル絶縁電線(DV)
- ニ屋外用ビニル絶縁電線(OW)
答えと解説
✓ これが正解イ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
解説
直接埋設式の地中配線に使えるのはケーブルのCVです。
地中に電線を埋めると、土の圧力や水気を受けます。そのため地中配線の電線にはケーブルを使うのが決まりで、外側のシース(外装)を持たない絶縁電線は使えません。シースとは、絶縁した心線をまとめて包む外側の被覆のことです。
肢を中身で見ます。600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)は、絶縁体の外側にビニルのシースがあるケーブルで、直接埋設式の地中配線に使えます。600Vビニル絶縁電線(IV)、引込用ビニル絶縁電線(DV)、屋外用ビニル絶縁電線(OW)は、いずれも外装のない絶縁電線なので、直接埋設式の地中配線には当たりません。
CVは、架橋ポリエチレンのCと、ビニルシースのVを合わせた記号で、ケーブルの仲間です。IV、DV、OWは絶縁電線、と区別して覚えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ600V ビニル絶縁電線(IV):600Vビニル絶縁電線(IV)は、主に屋内の配線に使う絶縁電線で、ビニルの絶縁体があるだけで外装がありません。土の中へ直接埋める地中配線には使えず、ケーブルが必要です。
- ハ引込用ビニル絶縁電線(DV):引込用ビニル絶縁電線(DV)は、建物への引込みに使うために作られた絶縁電線です。外装を持たない電線なので、直接埋設式で土の中に施設する地中配線の電線にはなりません。
- ニ屋外用ビニル絶縁電線(OW):屋外用ビニル絶縁電線(OW)は、屋外の配線に使う絶縁電線です。屋外用であっても外装のあるケーブルではないので、土に直接埋める地中配線に使う電線としては認められません。
出典:平成30年度下期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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