平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
回路計に関する問題
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一般に使用される回路計(テスタ)によって測定できないものは。
- イ直流電圧
- ロ交流電圧
- ハ回路抵抗
- ニ漏れ電流
答えと解説
✓ これが正解ニ漏れ電流
解説
回路計では漏れ電流は測れません。
回路計(テスタ)は、内部の電池や測定回路を切り替えて、直流電圧・交流電圧・抵抗を測る計器です。電圧は電路の2点間に当てて測り、抵抗は電源を切った回路で測ります。回路の導通(つながっているか)の確認にも使います。
漏れ電流は、電線や機器の絶縁が悪くなって大地へ流れ出る、ごく小さな電流です。回路計には電流を測る機能がある機種でも、回路を切って計器を直列に入れる必要があり、配線を通じて流れている漏れ電流を測る用途には向きません。漏れ電流の測定には、電線をはさんで電流を測るクランプ形の漏れ電流計を使います。
回路計は電圧と抵抗、漏れ電流はクランプ形、と使い分けを覚えておきます。漏れ電流は、電路の絶縁が悪化していないかを見る手がかりの一つで、検査では絶縁抵抗計とあわせて使われます。
ほかの選択肢の解説
- イ直流電圧:直流電圧は、回路計の直流電圧のレンジに切り替えて測れます。電池や直流電源の電圧を、2点間に当てるだけで読み取れるので、回路計で測定できるものです。
- ロ交流電圧:交流電圧も、回路計の交流電圧のレンジで測れます。コンセントや配電盤の電圧を測るのに回路計を使うのは一般的で、測定できないものには当たりません。
- ハ回路抵抗:回路抵抗は、回路計の抵抗レンジで測れます。電源を切った状態で、回路の両端に測定端子を当てて、導通や抵抗値を調べるのに使うので、測定できるものです。
出典:平成30年度上期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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