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平成29年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問40

配線図

引込線に関する問題

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⑩で示す引込線取付点の地表上の高さの最低値[m]は。ただし,引込線は道路を横断せず,技術上やむを得ない場合で,交通に支障がないものとする。

鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的な配線図。上は1階平面図(出入口・宅配ロッカー・ホール・管理室・エレベータ・集会所・自販機・共用廊下),中段左は地下1階平面図(ポンプ室・受水槽室,汚水ポンプ・湧水ポンプ・給水加圧ポンプ),中段右は分電盤L-1の結線図,下左は配電盤P-Lの結線図(動力用と電灯用)と凡例,下中央は制御盤P-1の結線図,下右は制御盤P-2の結線図がある。平面図には照明器具・コンセント・点滅器・ボックス・電動機などの図記号と配線,傍記(DL・WP・E20A・EET・20A250V E・Hイ・F・LF3・P・BL・Hなど)と回路番号,点滅器と器具の対応を示すカナ(ア・イ・ウ)がある。1階の配線は実線で,地下1階の配線は点線(短い線を並べた線)で(E19)(E31)の字がある。1階の建物の外の上側には円の中に円がある器具が3つあり,その間を結ぶ配線は一点鎖線である。①は1階の管理室の右の壁際の,L-1の字のある破線の小さな長方形を指す。②は1階の建物の外の上側の,円の中に円がある2つの器具の間を結ぶ一点鎖線の配線に添えた CV 5.5-2C (PF22) の字の付近を指す(一点鎖線は右へ進んで下に折れ,集会所の右の同じ形の器具に至る)。③は集会所の右の外の,円の中に円がある器具の右下の破線の小さな長方形を指す。④は集会所の下側の出入口の,横長の長方形の中央に,円の中に×があって上下の部分が黒い記号を指す。⑤は地下1階の受水槽室の右上の,円の中に黒丸の記号(傍記BL)を指す。⑥はP-Lの結線図の動力用の,丸の中にWhの記号を指す。⑦は地下1階のポンプ室の,汚水ポンプの丸の中にMの記号から下の四角の中に×の記号へ至る点線の配線を指す。⑧は1階の宅配ロッカーの,上の斜線を引いた円の記号から右へ出て下に折れ,下の斜線を引いた円の記号に至る実線の配線を指す。⑨は宅配ロッカーの,上の斜線を引いた円の記号の右下にある右半分が黒い円のコンセントの記号の下の,破線の小さな四角を指す。⑩は出入口の右上の,1φ3W100/200Vと3φ3W200Vの引込線が折れ線の記号を経てP-Lの四角に接続する,P-Lの四角の左上の点を指す。⑪は集会所の右の壁の,右半分が黒い円のコンセントの記号(傍記20A250V E,回路ⓜ)を指す。⑫は集会所の左の列の中央の,横長の長方形の中央に円がある器具(傍記イ)を指す。⑬はL-1の結線図の左下の接地の記号(IV5.5でP-L盤へ)を指す。⑭は地下1階のポンプ室の,湧水ポンプの丸の中にMの記号の右の,円の中に黒丸の記号(傍記LF3)を指す。⑮は地下1階のポンプ室の,左側の四角の中に×の記号を指す。⑯は地下1階のポンプ室の左上の,(E19)の字のある点線の配線の角を指す。⑰は1階のホールの,階段の右上の下の斜線を引いた円の記号を指す。⑱は1階の宅配ロッカーの,上の斜線を引いた円の記号を指す。⑲は1階の出入口の下の,DLの字のある円の記号(右の列の一番上)を指す。地下1階には,汚水ポンプ(四角で囲んだc)と湧水ポンプ(四角で囲んだd)の丸の中にMの記号,傍記Fと傍記LF3の円の中に黒丸の記号(※3・※4),四角の中に×の記号2つ,四角で囲んだeの横の四角の中に2つの円の記号,P-2の記号(黒い三角を2つ向かい合わせた記号),受水槽室のP-1の記号と,給水加圧ポンプ(四角で囲んだa)の丸の中にMの記号と傍記Pの記号(※1),四角で囲んだbの横の四角の中に2つの円の記号,※2と傍記BLの記号,ひし形のa・bの付いた小さな円がある。L-1は1φ3W 100/200V(ひし形のc)からBで回路ⓐⓑ,BE 3P 100A,100V回路ⓒ〜ⓙのB,200V回路ⓜのB,Bを経たTSから200V回路ⓝ,黒い三角3個を縦に並べた記号(傍記2)とRの付いた丸の中にTの記号を経た100V回路ⓚⓛと※5,IV5.5でP-L盤への接地。P-Lは動力用3φ3W 200VのWh,B 3P 100A,B 3P 50A 2個から地下1階P-1・P-2(ひし形のa・b)へ,電灯用1φ3W 100/200VのWh,B 3P 100Aから1階L-1(ひし形のc)へ,P-1・P-2・L-1盤からの接地を大地へ。P-1は3φ3W 200V(ひし形のa)からB 3P50A,BE 3P30AとSで四角で囲んだaと※1,BE 3P20AとSで四角で囲んだbと※2,P-L盤への接地。P-2は3φ3W 200V(ひし形のb)からB 3P50A,BE 3P20AとSで四角で囲んだcと※3,BE 3P20AとSで四角で囲んだdと※4,BE 3P15AとSで四角で囲んだe,2P20AのBとTS(TSはeのSにつながる),P-L盤への接地。凡例は,ひし形のa〜cが幹線(三相3線200V又は単相3線100/200V),四角で囲んだa〜eが三相200V,ⓜ〜ⓝが単相200V,ⓐ〜ⓛが単相100V,※1〜※5が制御配線

〔配線図の前書き〕図は,鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。

【注意】

答えと解説

✓ これが正解イ2.5

解説

道路を横断しない低圧引込線の取付点は2.5 mです。

⑩は、出入口の右上で、単相3線式の100/200 V と三相3線式の200 V の引込線が P-L の盤に接続される引込線取付点です。引込線取付点は、引込線を建物に取り付ける点のことです。

低圧の引込線を建物に取り付ける点の地表上の高さは、電気設備の技術基準の解釈で決められています。道路を横断しない場合は、原則として4 m 以上にします。ただし、技術上やむを得ない場合で交通に支障がないときは、2.5 m まで下げることができます。この問は、引込線が道路を横断せず、技術上やむを得なくて交通に支障がないという条件なので、最低値は2.5 m です。

3.0 m や3.5 m は、2.5 m まで下げられる条件のもとでは最低値になりません。条件が違えば高さも変わるので、道路を横断するかどうかと、やむを得ない場合かどうかを先に確かめます。

覚え方は、原則は4 m、やむを得ず交通に支障がなければ2.5 m、と二段で押さえることです。

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出典:平成29年度上期第二種電気工事士筆記試験 問40(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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