平成28年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問29
一般用電気工作物等の保安に関する法令
電気用品安全法に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
電気用品安全法の適用を受ける電気用品に関する記述として,誤っているものは。
- イ

- ロ

- ハ<PS>Eの記号は,電気用品のうち輸入した「特定電気用品以外の電気用品」を示す。
- ニ電気工事士は,電気用品安全法に定められた所定の表示が付されているものでなければ,電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。
答えと解説
✓ これが正解ハ<PS>Eの記号は,電気用品のうち輸入した「特定電気用品以外の電気用品」を示す。
解説
輸入品かどうかで記号は変わらず、<PS>E は特定電気用品の記号です。
電気用品安全法では、電気用品に所定の記号を付けることが決められています。記号はPSの字とEの字を枠で囲んだ形で、枠がひし形のものは特定電気用品、枠が円のものは特定電気用品以外の電気用品を表します。特定電気用品は、構造や使い方から危険や障害が起きやすいものとして定められた電気用品です。
この問は誤りを選びます。まず円の枠の記号を特定電気用品以外とする記述と、ひし形の枠の記号を特定電気用品とする記述は、その対応のとおりで正しい内容です。電気工事士は表示のない電気用品を工事に使ってはならない、という記述も、同法の使用の制限の内容に合います。
誤っているのは、<PS>E を輸入した特定電気用品以外の電気用品とする記述です。<PS>E は、ひし形の枠の記号を字で書いたもので、特定電気用品を表します。また、輸入品だからといって別の記号が付くわけではなく、国内で作られたものと同じ記号を使います。
覚え方は、ひし形は特定、円は特定以外、輸入かどうかは記号に関係しない、です。
ほかの選択肢の解説
- イ(円の枠の中に上にPS・下にEの字)の記号は,電気用品のうち「特定電気用品以外の電気用品」を示す。:円の枠の中にPSとEの字を入れた記号は、特定電気用品以外の電気用品を表す記号で、記述は正しい内容です。誤りを選ぶ問なので、この肢は選ばれません。
- ロ(ひし形の枠の中に上にPS・下にEの字)の記号は,電気用品のうち「特定電気用品」を示す。:ひし形の枠の中にPSとEの字を入れた記号は、特定電気用品を表します。枠の形と区分の対応が合っており、記述は正しいので、誤りを選ぶ問の答えにはなりません。
- ニ電気工事士は,電気用品安全法に定められた所定の表示が付されているものでなければ,電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。:電気用品安全法の使用の制限により、電気工事士は所定の表示が付いていない電気用品を、電気工作物の設置や変更の工事に使えません。記述は法の内容と合うため、誤りではありません。
出典:平成28年度下期第二種電気工事士筆記試験 問29(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)