過去問解きまくり研究所 ホーム

平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問3

電気に関する基礎理論

許容電流に関する問題

選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。

ビニル絶縁電線(単線)の抵抗と許容電流に関する記述として,誤っているものは。

答えと解説

✓ これが正解イ許容電流は,周囲の温度が上昇すると,大きくなる。

解説

周囲の温度が上がると許容電流は小さくなるので、大きくなるとする肢が誤りです。

許容電流とは、電線が熱で傷まないように流してよい電流の上限です。上限を決めるのは電線の温度で、電流が流れるとジュール熱が出て、その熱が周りへ逃げます。

周囲の温度が高いと、熱が逃げにくくなり、絶縁物の耐えられる温度までの余裕が小さくなります。そのため許容電流は小さく定められます。周囲温度が上がると大きくなるとする肢は、この向きが逆なので誤りです。

導体の直径が大きいと断面積が大きく、抵抗が小さくて発熱しにくいため、許容電流は大きくなります。抵抗は R=ρL÷A(ρは抵抗率、Lは長さ、Aは断面積)で表されるので、長さLに比例します。断面積Aは直径の2乗に比例するので、直径の2乗に反比例するという記述も正しい内容です。暑いと流せる電流は減る、と日常の感覚で覚えます。

ほかの選択肢の解説

この科目を演習で解く この問題を記録に残す

出典:平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験 問3(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

同じ分野の問題

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)