平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問35
配線図
小勢力回路に関する問題
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⑤で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値[V]は。
〔配線図の前書き〕図は,木造2 階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ24
- ロ30
- ハ40
- ニ60
答えと解説
✓ これが正解ニ60
解説
小勢力回路の最大使用電圧は60V以下。
小勢力回路とは、呼び鈴やブザーのように、小さな電力で動く装置に使う回路で、変圧器で電圧を下げて使います。最大使用電圧は60V以下と決められているので、使用できる電圧の最大値は60Vです。
⑤の部分を図でたどると、門柱側の記号から、(PF16)と書かれた一点鎖線(地中の配線)を通って和室の壁の四角の記号へ進み、そこから、四角の中に音符の記号があるチャイムへつながっています。台所には丸の中にTの記号(小型変圧器)があり、チャイムを鳴らす呼び鈴の回路が、小勢力回路にあたります。
選択肢の数値は24・30・40・60です。24・30・40は60V以下の範囲には入りますが、問われているのは使用できる最大の値なので、上限の60が答えになります。覚え方は、小勢力回路は60V以下、です。
ほかの選択肢の解説
- イ24:24Vは、小勢力回路の最大使用電圧の上限より低い値です。60V以下であれば使えますが、問われているのは使用できる最大の値なので、24Vは最大値になりません。
- ロ30:30Vも、小勢力回路で使える電圧の範囲には入りますが、上限ではありません。最大の値を問う設問に30Vと答えると、上限を低く見積もることになります。
- ハ40:40Vも60V以下の範囲に収まる値ですが、上限そのものではありません。小勢力回路の最大使用電圧は60Vなので、最大値として40Vを選ぶと誤りです。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問35(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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