令和7年度下期第二種電気工事士学科試験(電気技術者試験センター)問33
配線図
小勢力回路に関する問題
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③で示す部分の小勢力回路で使用できる電圧の最大値[V]は。
〔配線図の前書き〕図は,木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.分電盤の外箱は合成樹脂製である。
- 6.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 7.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ24
- ロ30
- ハ40
- ニ60
答えと解説
✓ これが正解ニ60
解説
小勢力回路の最大使用電圧は60 V です。
小勢力回路とは、呼び鈴や警報ベルのように、電力の小さい制御や信号に使う回路です。感電や火災の危険を小さくするため、絶縁変圧器で電圧を下げて使い、回路の電圧にも上限が決められています。その最大使用電圧は60 V です。
問いは、③の部分の小勢力回路で使える電圧の最大値です。③は、屋内のチャイムから屋外の押しボタンへ向かう地中の配線(一点鎖線・VE28)で、設問が小勢力回路と明示しています。選ぶのは使える範囲の上限であり、その上限は60 V です。
数字を中身で比べます。24 V、30 V、40 V はいずれも60 V より低く、小勢力回路に使える電圧ではあっても、使える最大の値ではありません。上限そのものである60 V が、最大値として正しい数字です。
覚え方は、小勢力回路の上限は60 V、です。
ほかの選択肢の解説
- イ24:24 V は小勢力回路で使える電圧の範囲に入りますが、最大値ではありません。上限は60 V であり、24 V はそれよりずっと低い値なので、問われた最大値にはなりません。
- ロ30:30 V も範囲の内側にある低い電圧ですが、上限ではありません。小勢力回路の最大使用電圧は60 V で、30 V は半分にすぎないため、最大値としては小さすぎます。
- ハ40:40 V も使える範囲に入る値ですが、最大値ではありません。上限である60 V より低いので、問いの最大値に当たる数字としては選べません。
出典:令和7年度下期第二種電気工事士学科試験 問33(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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