平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問35
配線図
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⑤で示す部分の配線工事で用いる管の種類は。
〔配線図の前書き〕図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ硬質塩化ビニル電線管
- ロ波付硬質合成樹脂管
- ハ耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管
- ニ耐衝撃性硬質塩化ビニル管
答えと解説
✓ これが正解ロ波付硬質合成樹脂管
解説
地中配線のFEPは波付硬質合成樹脂管のことです。
⑤は、店舗の右下の外へ延びる一点鎖線で、傍記にCV 5.5-2C (FEP)と書かれています。一点鎖線は地中に埋める配線を表します。この問は、傍記から管の種類を読み取る知識問題です。
傍記のFEPは波付硬質合成樹脂管を表す略号で、地中に埋めるケーブルを通す管として使われます。管の外側が波形に作られているため、曲げやすく、ケーブルを保護しながら長い距離を埋設できます。ここではCVケーブルを通す管の種類が問われています。
他の管と見分けます。硬質塩化ビニル電線管はVE、耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管はHIVEの略号で表され、どちらも傍記の字がFEPとは違います。耐衝撃性硬質塩化ビニル管とする記述も、図の傍記が表す管とは別のものです。
図の傍記の字をそのまま読み、FEPなら波付硬質合成樹脂管、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ硬質塩化ビニル電線管:硬質塩化ビニル電線管の傍記はVEで、図の傍記はFEPです。FEPは波付硬質合成樹脂管を表す略号なので、硬質塩化ビニル電線管とは読めません。
- ハ耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管:耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管の傍記はHIVEです。⑤の傍記はFEPなので、波付硬質合成樹脂管と読むのが正しく、耐衝撃性の塩化ビニル系の管とは別の管です。
- ニ耐衝撃性硬質塩化ビニル管:耐衝撃性硬質塩化ビニル管は、⑤の傍記FEPが表す管ではありません。FEPは外側が波形の合成樹脂管を示す略号で、耐衝撃性の塩化ビニル系の管とは別の管の種類です。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問35(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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