令和4年度上期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問35
配線図
配線図に関する問題
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⑤で示す部分の配線で(PF16)とあるのは。
〔配線図の前書き〕図は,木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.分電盤の外箱は合成樹脂製である。
- 5.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 6.図記号で示す一般用照明にはLED 照明器具を使用することとし,選択肢(答え)の写真にある照明器具は,すべてLED 照明器具とする。
- 7.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 8.3路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ外径16 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
- ロ外径16 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
- ハ内径16 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。
- ニ内径16 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
答えと解説
✓ これが正解ニ内径16 mm の合成樹脂製可とう電線管である。
解説
PF16は、内径16 mmの合成樹脂製可とう電線管です。
この問は、配線図の電線管の傍記から、管の種類と太さの表し方を読み取る知識問題です。
⑤の傍記にあるPFは、合成樹脂製可とう電線管の略号です。可とうとは、曲げやすくてたわむ、という意味で、PF管は自己消火性(火が移っても燃え広がりにくい性質)を持つ管です。硬質ポリ塩化ビニル電線管の略号はVEで、PFとは別の管です。
管の太さの数字は、種類ごとに何の寸法で呼ぶかが決まっています。合成樹脂製可とう電線管は、内径の寸法を数字にして呼びます。したがって、PF16は内径16 mmの合成樹脂製可とう電線管を表します。
選択肢は、管の種類(硬質ポリ塩化ビニル電線管か合成樹脂製可とう電線管か)と、数字が内径か外径かの2点の組合せで、両方が合うものを選びます。覚え方は、PFは可とう管で、数字は内径、です。
ほかの選択肢の解説
- イ外径16 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。:外径16 mmの硬質ポリ塩化ビニル電線管としていますが、管の種類も寸法の呼び方も合いません。硬質ポリ塩化ビニル電線管はVEと書き、傍記はPFです。
- ロ外径16 mm の合成樹脂製可とう電線管である。:種類を合成樹脂製可とう電線管とした点は合っていますが、数字を外径としている点が違います。PF管の16は、管の内側の寸法である内径を指します。
- ハ内径16 mm の硬質ポリ塩化ビニル電線管である。:内径16 mmという数字の読み方は合っていても、管の種類を硬質ポリ塩化ビニル電線管としている点が誤りです。傍記のPFは可とう電線管で、硬質管ではありません。
出典:令和4年度上期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問35(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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