平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問5
電気に関する基礎理論
三相3線式に関する問題
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- イE/(2R)
- ロE/(√3R)
- ハE/R
- ニ3E/(2R)
答えと解説
✓ これが正解ハE/R
解説
a-c間の抵抗には電圧Eがそのまま加わりE/Rです。
三相3線式の電源は、3つの端子のどの2つの間の電圧もE[V]です。図では、下の端子からの線が✕印の所で断線しています。一方、a-c 間の抵抗R[Ω]は、上の端子につながる a 点と、中の端子につながる c 点の間に入っています。
断線した線は b 点にだけつながっているので、a-c 間の抵抗の両端には、電源のうち上と中の端子の間の電圧E[V]が、断線の前後を問わずそのまま加わります。オームの法則から I=E÷R です。b 点を通る a-b と b-c の2つの抵抗は直列につながって a-c 間と並列になる回り道ですが、並列なので a-c 間の抵抗にかかる電圧は変わりません。
電源に直接つながる抵抗には、ほかの枝が切れても同じ電圧がかかる、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イE/(2R):E/(2R) は、a-b と b-c の2つの抵抗を直列にした 2R に電圧 E が加わるときの電流の式です。a-c 間の抵抗ではなく、b 点を通る回り道に流れる電流にあたります。
- ロE/(√3R):E/(√3R) は、スター結線で線間電圧Eから相電圧 E/√3 を求め、抵抗Rに流れる電流とした式の形です。この図は三角形の接続で、a-c 間には電圧Eがそのまま加わります。
- ニ3E/(2R):3E/(2R) は、a-c 間の電流 E/R と、回り道の電流 E/(2R) を足した値で、a 点に流れ込む電流にあたります。問われているのは a-c 間の抵抗1個の電流なので、足してはいけません。
出典:平成27年度上期第二種電気工事士筆記試験 問5(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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![3φ3W電源の3つの端子(上・中・下)があり,上と中,中と下,上と下の間の電圧はそれぞれE[V]。上の端子は点aに,中の端子は点cに接続され,下の端子からの線は✕印の所を経て点bに至る。a-b間,a-c間,c-b間にそれぞれ抵抗R[Ω]が三角形に接続されている。a-c間の抵抗に流れる電流I[A]の矢印がある](/denko2/fig/2015h27k-q005-1.png)