平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問49
配線図
配線図に関する問題
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この配線図の施工に関して、一般的に使用する物の組合せで、不適切なものは。
〔配線図の前書き〕図は、鉄筋コンクリート造集合住宅の1戸部分の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ロ
解説
リングスリーブに合わない圧着工具の組が、不適切な組合せです。
この問は、配線図のVVFケーブル工事で使う物の組合せのうち、不適切なものを探します。ケーブルの接続、絶縁、ボックスと管の接続など、工事の目的に当てはめて一つずつ確かめます。
銀色の筒で一方の端が広がった金属部品は、リングスリーブです。電線を中に入れて圧着して接続するもので、圧着にはリングスリーブ用の圧着工具を使います。この工具は、ほかの圧着工具と取り違えないよう柄が黄色と決められています。写真の工具は柄が橙色(赤系)で、リングスリーブ用ではない別の種類の圧着工具なので、この組合せは不適切です。なお、接続のあとの絶縁に赤いビニルテープを使う組合せは一般的です。
他の組は工事に合います。平形ケーブルの外装をむいて心線を出すには電工ナイフ、合成樹脂製のボックスに管をつなぐにはボックスコネクタを使います。覚え方は、リングスリーブの圧着工具は柄が黄色、です。
ほかの選択肢の解説
- イ…赤色のビニルテープの巻き:リングスリーブで電線を圧着して接続したあと、接続部の絶縁に赤いビニルテープを使う組合せです。絶縁用の材料として一般的で、工事に合っているので、不適切ではありません。
- ハ上に灰色の平形ケーブルの端から白と黒の2本の心線が出たもの、下に木製の柄の折りたたみ式の刃物で刃が開いている:白と黒の心線が出た平形ケーブルと、刃を開いた電工ナイフの組です。平形ケーブルの外装をむいて心線を出す作業に電工ナイフを使うのは一般的で、不適切ではありません。
- ニ上にふたを外した灰色の四角い箱(側面に丸い打ち抜きの部分がある)とそのふた、下に灰色の筒形の部品(一方の端の内側に爪が並んでいる):ふたを外した灰色のボックスと、内側に爪の並ぶ筒形の部品の組です。管をボックスにつなぐボックスコネクタとの組合せで、工事に合っており、不適切ではありません。
出典:平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験 問49(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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