平成21年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問50
配線図
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この配線図の施工に関して、一般的に使用する物の組合せで、不適切なものは。
〔配線図の前書き〕図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ニ
解説
リングスリーブには、専用の圧着工具を組み合わせます。
この配線図の屋内配線は、前書きのとおり、600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)によるケーブル工事です。施工に一般に使う物の組合せのうち、不適切なものを探します。
適切な組合せから確かめます。銀色の小さな筒(リングスリーブ)と赤いビニルテープは、電線を圧着して接続したあとにテープで絶縁するので一般的な組合せです。金色の金属の枠形の部品(取付枠)とマイナスのねじ回しは、スイッチやコンセントを壁に取り付けるときに使います。灰色の被覆付きのU字形の金具(ステープル)とVVFのケーブルは、ケーブルを壁や柱に留めるときに使います。
不適切なのは、リングスリーブに、柄の先が橙色で先端に歯型が並ぶ圧着工具を合わせた組合せです。リングスリーブの圧着には専用の工具を使い、握りが黄色のものが一般的です。写真の工具は握りが橙色で、別の端子の圧着に使う形に見えるため、リングスリーブとの組合せとしては適切ではありません。
覚え方は、リングスリーブの圧着は専用工具、握りの色まで確かめる、です。
ほかの選択肢の解説
- イ左は銀色の小さな筒形の部品、右は赤色のテープの巻き(芯に ビニテープ の字):リングスリーブで電線を圧着接続したあとは、接続部をビニルテープで巻いて絶縁します。この二つは配線の接続と絶縁で一緒に使う物なので、一般的な組合せとして適切です。
- ロ上は金色の金属の枠形の部品、下は先端が平らなマイナスの軸で橙色と黒色の柄の工具:取付枠は、スイッチやコンセントを壁に取り付けるための金具で、ねじ回しでねじを締めて固定します。屋内配線の施工で一緒に使う組合せなので、不適切とはいえません。
- ハ上は灰色の被覆の付いたU字形の金属のくぎ、下は灰色の平形のケーブルの端から白と黒の心線が出ている:U字形の金具のステープルは、VVFのような平形のケーブルを壁や柱に留めるのに使います。この図の屋内配線はVVFのケーブル工事なので、適切な組合せです。
出典:平成21年度第二種電気工事士筆記試験 問50(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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