平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問40
配線図
引込線に関する問題
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⑩で示す引込線取付点の地表上の高さの最低値〔m〕は。ただし、引込線は道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で、交通に支障がないものとする。
〔配線図の前書き〕図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ2.5
- ロ3.0
- ハ3.5
- ニ4.0
答えと解説
✓ これが正解イ2.5
解説
道路を横切らない低圧引込線の取付点は最低2.5〔m〕です。
⑩は、平面図の左で、1φ3W100/200Vの引込線が建物の手前の黒丸に取り付く点です。単相3線式の100/200Vは、交流で600〔V〕以下なので低圧にあたります。この問は、低圧の引込線の取付点について、地表上の高さの最低値を答える知識問題です。
引込線の取付点の高さは、通行する人や車に電線が触れないように、地表からの高さの下限を決めて定められています。設問は、引込線が道路を横断せず、技術上やむを得ない場合で交通に支障がないという条件を付けています。この条件のときに認められる最低値が2.5〔m〕です。
他の数値は、2.5〔m〕よりも高い値です。設問が求めているのは最低値なので、2.5〔m〕より高い数値を選んでも、条件に合う最も低い高さにはなりません。条件が付く点が決め手で、条件を読み落とすと高い数値に引かれてしまいます。
条件の語(道路を横断しない・やむを得ない・支障がない)に注目し、そのときの最低値は2.5〔m〕、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- ロ3.0:3.0〔m〕は、2.5〔m〕より高い数値です。設問が求めているのは、道路を横断せず技術上やむを得ず交通に支障のない場合の最低値なので、これより低い2.5〔m〕が答えになります。
- ハ3.5:3.5〔m〕も、2.5〔m〕より高い数値です。設問の条件のもとでは、より低い高さまで認められるので、最低の値を問われている以上、この数値は答えになりません。
- ニ4.0:4.0〔m〕は、2.5〔m〕よりかなり高い数値です。設問は、道路を横断せず技術上やむを得ない場合の最低値を求めているので、これより低い2.5〔m〕が答えになります。
出典:平成24年度下期第二種電気工事士筆記試験 問40(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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