平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問43
配線図
配線図に関する問題
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⑬で示す部分の配線工事で、使用されることのないものは。
〔配線図の前書き〕図は、鉄骨軽量コンクリート造の工場、事務所及び倉庫の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き電灯回路は600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)、動力回路は600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は、定格感度電流30〔mA〕、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ハ
解説
羽根ぎりは木材の穴あけ用で、金属管工事には使いません。
配線図の⑬は、工場の中を横に通る点線の配線で、傍記が(E19)です。点線は露出配線を表し、Eはねじなし電線管、19は管の太さを示す数字です。つまり、ねじなし電線管を使った金属管工事なので、その工事に使う工具を選びます。
管を固定して切る工程には、管を挟んで動かないようにするパイプバイスと、管を切断する金切りのこが使われます。切り口には、角やばりが残るので、平やすりで削って整えます。写真では、赤い台とねじ棒の付いたものがパイプバイス、のこ刃を枠に張ったものが金切りのこ、表面に細かい刻みのある平らな金属の工具が平やすりです。
残る、先端がねじ状にとがり、左右に刃が張り出した工具は、羽根ぎりです。木材などに穴をあける工具で、金属管の加工には使いません。
見分け方は、金属管工事は固定・切断・仕上げの3つの道具、木に穴をあける羽根ぎりは使わない、と覚えることです。
ほかの選択肢の解説
- イ青い背景に置かれた赤い台の工具で、上に黒い丸い取っ手のねじ棒があり、下にぎざぎざの刃のある部分がある:赤い台にねじ棒とぎざぎざの刃を備えた工具は、パイプバイスです。管を挟んで固定し、切断やねじ切りの作業中に動かないようにするため、金属管工事で使われます。
- ロ青い背景に置かれた、白い弓形の枠に細いのこ刃を張った工具で、下に赤い柄がある:白い弓形の枠にのこ刃を張った工具は、金切りのこです。ねじなし電線管を必要な長さに切断するときに使うので、⑬の工事で使われる工具に当たります。
- ニ青い背景に置かれた、表面に細かい刻みのある細長い平らな金属の工具で、下に木の柄がある:表面に細かい刻みのある細長い平らな金属の工具は、平やすりです。管を切った後の切り口のばりや角を削って整えるのに使い、金属管工事の仕上げで必要になります。
出典:平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験 問43(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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