平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問29
電気工事の施工方法
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特別な場合を除き、住宅の屋内電路に使用できる対地電圧の最大値〔V〕は。
- イ100
- ロ150
- ハ200
- ニ250
答えと解説
✓ これが正解ロ150
解説
住宅の屋内電路の対地電圧は、原則150 V 以下です。
対地電圧とは、電路と大地との間の電圧のことです。たとえば単相3線式という配電方式では、中性線を接地しているので、電線どうしの間は200 Vでも、電圧線と大地の間は100 Vです。対地電圧が高いほど、人が触れたときの感電の危険が大きくなります。
そのため、住宅の屋内電路に使う対地電圧は、特別な場合を除き150 V以下に制限されています。特別な場合とは、条件を満たした機器の施設などの例外のことで、この問は例外を除いた原則を問うています。
選択肢のうち100 Vは一般の家庭で使う電圧で、使ってよい値ですが、制限の上限ではありません。200 Vと250 Vは150 Vを超えるため、原則として住宅の屋内電路には使えません。したがって上限は150 Vです。覚え方は、住宅は対地電圧150 V以下です。
ほかの選択肢の解説
- イ100:100 Vは住宅のコンセントなどで使われる、制限の範囲内の電圧です。ただし上限の値ではなく、150 Vまで認められているため、最大値を問うこの問の答えにはなりません。
- ハ200:200 Vは150 Vの上限を超えています。単相3線式で200 Vを取り出せるのは、電線の間の電圧であって、大地との間は100 Vに収まる方式だからで、対地電圧が200 Vなのではありません。
- ニ250:250 Vは上限の150 Vを大きく超える値です。特別な場合の例外を除いて、住宅の屋内電路の対地電圧としては使えないため、最大値には当たりません。
出典:平成23年度上期第二種電気工事士筆記試験 問29(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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