平成26年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問20
電気工事の施工方法
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特殊場所とその場所に施工する低圧屋内配線工事の組合せで、不適切なものは。
- イプロパンガスを他の小さな容器に小分けする場所 合成樹脂管工事
- ロ小麦粉をふるい分けする粉じんのある場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事
- ハ石油を貯蔵する場所 厚鋼電線管で保護した600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事
- ニ自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事
答えと解説
✓ これが正解イプロパンガスを他の小さな容器に小分けする場所 合成樹脂管工事
解説
ガスのある場所に、合成樹脂管工事は使えません。
ガスや粉じん、危険な物質がある特殊な場所では、電気設備が火花などで火災や爆発を起こさないように、低圧屋内配線の工事の種類が限られます。
プロパンガスを小分けする場所は、可燃性のガスが漏れて存在するおそれのある場所です。この場所の低圧屋内配線は、金属管工事かケーブル工事で施設する決まりで、合成樹脂管工事は認められる工事に入りません。したがって、合成樹脂管工事とする組合せが不適切です。
他の組合せは、その場所に認められる工事です。小麦粉をふるい分ける場所は粉じんの多い場所で、厚鋼電線管の金属管工事が使えます。石油を貯蔵する場所は危険物のある場所で、厚鋼電線管で保護したケーブル工事が使えます。自動車の吹き付け塗装の場所は、塗料の蒸気(可燃性のガス)のある場所で、厚鋼電線管の金属管工事が使えます。覚え方は、ガスのある場所は金属管かケーブル、合成樹脂管は使えない、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ小麦粉をふるい分けする粉じんのある場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事:小麦粉のふるい分けでは粉じんが多く出ます。そうした場所に厚鋼電線管の金属管工事を施すのは認められた施工で、組合せとして適切です。
- ハ石油を貯蔵する場所 厚鋼電線管で保護した600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事:石油の貯蔵所は危険物のある場所にあたります。ビニルシースケーブルを厚鋼電線管で守って配線するケーブル工事は、認められた組合せです。
- ニ自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事:吹き付け塗装の作業場は、塗料の蒸気という可燃性のガスが出る所にあたります。ガスのある場所に認められた金属管工事を厚鋼電線管で行うので、この組合せは問題ありません。
出典:平成26年度下期第二種電気工事士筆記試験 問20(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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