平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問21
電気工事の施工方法
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特殊場所とその場所に施工する低圧屋内配線工事の組合せで,不適切なものは。
- イプロパンガスを他の小さな容器に小分けする可燃性ガスのある場所 厚鋼電線管で保護した600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事
- ロ小麦粉をふるい分けする可燃性粉じんのある場所 硬質塩化ビニル電線管VE28 を使用した合成樹脂管工事
- ハ石油を貯蔵する危険物の存在する場所 金属線ぴ工事
- ニ自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う可燃性ガスのある場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事
答えと解説
✓ これが正解ハ石油を貯蔵する危険物の存在する場所 金属線ぴ工事
解説
危険物のある場所に、金属線ぴ工事は使えません。
爆発や火災のおそれがある特殊な場所では、低圧屋内配線の工事方法が限られます。石油などの危険物が存在する場所で認められる工事は、金属管工事・合成樹脂管工事・ケーブル工事で、金属線ぴ工事(細長い金属のとい状のものに電線を収める工事)は含まれません。
他の肢を確かめます。可燃性ガスのある場所では、金属管工事と、厚鋼電線管などで保護したケーブル工事が認められます。可燃性粉じん(小麦粉など)のある場所では、合成樹脂管工事・金属管工事・ケーブル工事が認められます。
したがって、石油を貯蔵する危険物の存在する場所に金属線ぴ工事を組み合わせた肢が不適切です。
覚え方は、危険物・可燃性ガス・可燃性粉じんのある場所では、金属管・ケーブルを基本とし、金属線ぴ工事は使えない、です。
ほかの選択肢の解説
- イプロパンガスを他の小さな容器に小分けする可燃性ガスのある場所 厚鋼電線管で保護した600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事:可燃性ガスのある場所では、金属管工事と、厚鋼電線管などで保護したケーブル工事が認められます。プロパンガスを小分けする場所に、厚鋼電線管で保護したケーブルを使う組合せは適切で、不適切なものではありません。
- ロ小麦粉をふるい分けする可燃性粉じんのある場所 硬質塩化ビニル電線管VE28 を使用した合成樹脂管工事:小麦粉のような可燃性粉じんのある場所では、金属管工事やケーブル工事に加えて合成樹脂管工事も認められています。硬質塩化ビニル電線管を使う組合せは適切なので、不適切な組合せではなく、答えではありません。
- ニ自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う可燃性ガスのある場所 厚鋼電線管を使用した金属管工事:可燃性ガスのある場所では金属管工事が認められ、厚鋼電線管はその代表的な管です。吹き付け塗装を行う場所に厚鋼電線管を使う組合せは適切で、不適切なものではないため、答えにはなりません。
出典:平成27年度下期第二種電気工事士筆記試験 問21(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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