平成22年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問46
配線図
配線図に関する問題
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⑯で示す部分の工事において、使用されることのないものは。
〔配線図の前書き〕図は、鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、動力回路及び特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.配電盤、分電盤及び制御盤の外箱は金属製である。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「一般形(JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号)」を使用している。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解イ
解説
ねじなし電線管の工事にねじ切り器は使いません。
⑯は、地下1階の点線の配線に付いた傍記 E31 の部分です。点線は露出配線、E はねじなし電線管(金属管)、31 は管の太さを表す番号です。ねじなし電線管は、管の端にねじを切らず、止めねじで付属品に固定するのが特徴で、ねじを切る作業が要りません。
金属管の工事で使う工具を、写真で見分けます。管を固定するパイプバイス(赤い門形の台に T字形のハンドル)、管を切る金属管用の切断機(灰色の台に円形の刃)、切り口の内側のばりを取るためのリーマ(クランク形の柄に円錐形のぎざぎざの刃)は、どれも使います。
使わないのは、長い棒の先に赤い丸い頭部が付き、中央の穴の周りに刃が並ぶ工具です。管の端に外ねじを切るためのねじ切り器で、ねじなし電線管では必要がありません。覚え方は、ねじなし管はねじ切り不要、です。
ほかの選択肢の解説
- ロクランク形に曲がった金属の柄に赤い木の握りと赤い丸いつまみが付き、先端に円錐形のぎざぎざの刃が付いた工具:クランク形の柄の先に円錐形のぎざぎざの刃が付いた工具は、管を切った後の切り口の内側のばりを削るリーマです。ねじなし電線管でも必要な作業なので、使われます。
- ハ灰色の台の上に円形の刃と黒いハンドルの付いた機械があり、黒い電源コードが付いている:灰色の台に円形の刃とハンドルがあり、電源コードの付いた機械は、金属管を必要な長さに切る切断機です。管の長さを合わせるときに使うので、使われる工具です。
- ニ赤い門形の台の上部に黒い T字形のハンドルが付き、ハンドルのねじ棒の下に上下のぎざぎざの刃が向かい合う器具:赤い門形の台の上にT字形のハンドルがあり、ぎざぎざの刃が向かい合う器具は、パイプバイスです。管を切るときに管を固定するのに使うので、使われる工具です。
出典:平成22年度第二種電気工事士筆記試験 問46(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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