令和8年度上期第三種電気主任技術者試験 機械(電気技術者試験センター)問18(a)
機械
(選択問題)論理関数に関する問題
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(選択問題)
論理関数に関する次の(a)及び(b)の問に答えよ。
(a) 論理式X·Y·Z̄+X·Y·Z+X̄·Y·Z+X̄·Ȳ·Z を積和形式で簡単化したものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

- 1

- 2

- 3

- 4

- 5

答えと解説
✓ これが正解5![]()
解説
前の2項はX·Y、後の2項はX̄·Zにまとまり、X·Y+X̄·Zです。
積和形式は、論理積(AND)の項を論理和(OR)でつないだ形です。簡単化では、共通の因子でくくり出して A+Ā=1 を使うのが基本です。
与えられた論理式の4つの項を2つずつ組にします。前の2項は X·Y が共通なので X·Y·Z̄+X·Y·Z=X·Y·(Z̄+Z)=X·Y です。後の2項は X̄·Z が共通なので X̄·Y·Z+X̄·Ȳ·Z=X̄·Z·(Y+Ȳ)=X̄·Z です。よって全体は X·Y+X̄·Z となります。
真理値表で検算します。元の式が1になるのは、X、Y、Z の値の組が 1・1・0、1・1・1、0・1・1、0・0・1 の4通りです。X·Y+X̄·Z は X=1 のとき Y と、X=0 のとき Z と同じ値になるので、1になるのは X=1・Y=1 の2通りと X=0・Z=1 の2通りで、元の式とぴったり一致します。
1つの変数だけが否定の有無で違う2つの項は、その変数を消して1つにまとめられる、と覚えておくと、カルノー図を描かなくても素早く簡単化できます。
ほかの選択肢の解説
- 1X·Y+X·Z を表す論理式:X·Y+X·Z は、後半の項の X̄ を X と取り違えた形です。たとえば X=0・Y=0・Z=1 のとき元の式は X̄·Ȳ·Z の項で1になりますが、こちらは0になり一致しません。
- 2X·Ȳ+Y·Z を表す論理式(Yに上線の否定):X·Ȳ+Y·Z は、X=1・Y=1・Z=0 のとき0になりますが、元の式は X·Y·Z̄ の項で1です。また X=1・Y=0 のとき1になりますが、元の式にはその組合せの項がありません。
- 3X̄·Y+X·Z を表す論理式(Xに上線の否定):X̄·Y+X·Z は、X と X̄ の付き方が入れ替わった形です。X=1・Y=1・Z=0 で元の式は X·Y·Z̄ の項により1ですが、こちらは0となり一致しません。
- 4X·Y+Ȳ·Z を表す論理式(Yに上線の否定):X·Y+Ȳ·Z は、X=0・Y=1・Z=1 のとき0になりますが、元の式は X̄·Y·Z の項で1になります。後半の2項をまとめるとき、残るのは Ȳ·Z ではなく X̄·Z です。
出典:令和8年度上期第三種電気主任技術者試験 機械 問18(a)(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(B問題の共通の文と図を小問ごとに複写・図と式を問題冊子から切り出して画像で掲載・1行で書ける式を字に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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