平成29年度 秋期 午前 問77
企業活動
来年度の目標売上高
今年度の事業損益実績は表のとおりである。来年度の営業利益目標を 240 百万円としたとき,来年度の目標売上高は何百万円か。ここで,来年度の変動費率は今年度と同じであり,製造固定費と販売固定費は今年度に比べそれぞれ 80 百万円,20 百万円の増加を見込む。
〔今年度の事業損益実績〕単位 百万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上高 | 1,600 |
| 材料費(変動費) | 720 |
| 外注費(変動費) | 240 |
| 製造固定費 | 380 |
| 粗利益 | 260 |
| 販売固定費 | 100 |
| 営業利益 | 160 |
- ア1,750
- イ1,780
- ウ1,800
- エ2,050
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✓ これが正解エ2,050
解説
変動費は率で、固定費は額で持ち越します。
設問は、来年度の営業利益目標から目標売上高を求めさせています。はじめにすることは、表に並んだ費用を変動費と固定費へ仕分けることです。売上に連れて増える費用は額のままでは持ち越せませんので率にし、売上が変わっても動かない費用は額のまま持ち越します。今年度の変動費は材料費と外注費を合わせた 960 百万円ですから、売上高 1,600 百万円に対する変動費率は 0.6 です。残る 0.4 が、売上一円につき手元に残る割合になります。固定費は製造と販売を合わせて 480 百万円で、来年度は 80 と 20 を足して 580 百万円です。来年度の売上高を S と置くと、営業利益は 0.4 掛ける S から 580 を引いた形になりますので、これを 240 と置いて解くと 2,050 百万円と出ます。粗利益の行は途中の値ですから、仕分けが済めば使いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア1,750:固定費のうち製造の側だけを来年度の額に直し、販売の側の 120 百万円を勘定に入れなかった場合の値です。240 と 460 を足した 700 を 0.4 で割ると、この数が出てきます。
- イ1,780:利益を 80 百万円増やし、固定費が 100 百万円増えるのだから、売上も同じだけ増やせばよいと考えた場合の値です。今年度の 1,600 に 180 をそのまま足していますが、足すべきなのは 180 を 0.4 で割った額です。
- ウ1,800:製造と販売の固定費がそれぞれ増えるという条件を読み落とし、今年度のままの 480 百万円で計算した場合の値です。240 と 480 を足した 720 を 0.4 で割ると、この数が出てきます。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77
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