平成25年度 秋期 午前 問25
ヒューマンインタフェース
ユーザビリティの説明
ユーザビリティの説明として,最も適切なものはどれか。
- ア障害,年齢,性別,国籍などにかかわらず,誰もが使える設計をいう。
- イ障害者や高齢者がサービスを支障なく操作又は利用できる機能をいう。
- ウ障害者や高齢者に負担を与えない設計をいう。
- エどれだけ利用者がストレスを感じずに,目標とする要求が達成できるかをいう。
答えと解説を見る
✓ これが正解エどれだけ利用者がストレスを感じずに,目標とする要求が達成できるかをいう。
解説
ユーザビリティは、目標をどれだけ楽に果たせるかの度合いです。
設問は、ユーザビリティの説明として最も適切なものを選ばせています。見る軸は一つで、その言葉が利用者の範囲を語っているのか、使い心地の度合いを語っているのかです。ユーザビリティは、ある利用者がある目的を果たそうとしたときに、どれだけ確かに、どれだけ少ない手間で、どれだけ不満なく達成できるかを表します。使える人を広げる話ではなく、使えることを前提にした上での質の話です。よって、どれだけ利用者がストレスを感じずに、目標とする要求が達成できるかをいう、という記述が当てはまります。規格が挙げる有効さ、効率、満足度という三つの物差しのうち、二つを正面から言い表した記述です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア障害,年齢,性別,国籍などにかかわらず,…:障害や年齢や国籍を問わず誰にでも使えるよう、はじめから作り込むという考え方は、ユニバーサルデザインが指すものです。語っているのは使える人の広さであって、使い心地ではありません。
- イ障害者や高齢者がサービスを支障なく操作又…:障害のある人や高齢の人が支障なくサービスを利用できるかどうかを表すのは、アクセシビリティです。そもそも到達できるかを問う言葉で、到達したあとの楽さを測る言葉ではありません。
- ウ障害者や高齢者に負担を与えない設計をいう…:障害のある人や高齢の人にとっての妨げを取り除く設計は、段差や障壁をなくす取り組みを指す言い方です。対象を限った改善であり、利用者一般の使い心地を表す言葉ではありません。
出典:平成25年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問25
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)