平成21年度 春期 午前 問80
法務
非可逆圧縮に関する問題
圧縮された情報を伸張しても,完全には元の情報を復元できない場合がある圧縮方式はどれか。
- アGIF
- イJPEG
- ウMH
- エMR
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✓ これが正解イJPEG
解説
写真向けの JPEG は伸張しても元の情報を完全には戻せません。
設問は、圧縮された情報を伸張しても元の情報を完全には復元できない場合がある圧縮方式はどれかを問うています。圧縮方式には、原理として、元の情報を一字一句そのまま戻せる可逆と、人が受け取る際にあまり気にならない細かな違いを切り捨てて縮める非可逆の二つの型があり、非可逆はふつう写真や動画のように連続した階調の画像や音声で選ばれます。ですから、選び方の軸は、その方式が、非可逆の圧縮を採る型か、それとも可逆の圧縮を採る型か、という一点で見分けます。求められているのは非可逆の型で、写真の圧縮に広く使われる方式は、色や輝度の細かな差を切り捨てることで大きな圧縮率を得る仕組みなので、伸張したときに元の情報を完全には戻せない場面が生じます。ですから、この方式が該当します。ほかの三つは、画像を可逆に圧縮する方式や、白黒ファクスの走査線を隙間なく符号化する可逆の符号化方式で、いずれも復元後は元の情報と完全に一致するため、非可逆の型ではありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アGIF:この方式は 256 色までの画像を可逆に圧縮する形式で、伸張後に元の画素の情報が一字一句そのまま戻ります。ですから、伸張しても完全には戻せない場合がある方式という設問の問いには当てはまりません。
- ウMH:この方式は、白黒ファクスの各走査線を、白と黒が続く長さの数値の並びで符号化する可逆の方式で、伸張したときに元の白黒の並びが完全に戻ります。非可逆の型ではないため、設問の問いには当てはまりません。
- エMR:この方式は、一つ前の走査線との差を利用して符号化する二次元の可逆方式で、走査線どうしの繰り返しをまとめて縮めます。伸張しても元の走査線が完全に戻るため、非可逆の型ではなく、設問の問いには当てはまりません。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問80
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