平成21年度 春期 午前 問45
開発技術
デザインレビューの目的
デザインレビューの目的はどれか。
- ア成果物の問題点の早期発見を行う。
- イ設計プロセスとマネジメントプロセスに関する問題点の早期発見と是正を行う。
- ウ第三者機関による成果物のサンプリング検査で品質上の問題点の早期発見と是正を行う。
- エ第三者機関による全成果物の合否判定を行う。
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✓ これが正解ア成果物の問題点の早期発見を行う。
解説
成果物に絞って問題点を早期に見つけ出すのが目的です。
この設問は、デザインレビューの目的として四つの記述から適切なものを選ばせています。ですから、レビューが対象とするのは成果物か手続きか、そして誰が主体でいつ何を狙って行うのか、という二段で見分けます。デザインレビューは、設計工程の途中で作られた成果物に焦点を当て、関係者が集まって内容を吟味し、要求との食い違いや不整合、抜け落ちなどの欠陥を、次の工程へ進める前の早い段階で見つけて手を打つために行う活動です。したがって、成果物の問題点を早い段階で見つけると述べているものが、この目的と合います。他の三つは、対象を成果物ではなくプロセスの側に広げていたり、第三者機関が抜き取り検査や合否判定を行うと述べていたりして、成果物を関係者の目で吟味して欠陥を早く見つけるという狙いから外れています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ設計プロセスとマネジメントプロセスに関す…:設計プロセスとマネジメントプロセスに関する問題点を早期に発見し是正するものと述べています。対象を成果物ではなく仕事の進め方の側に広げており、成果物そのものを吟味して欠陥を洗い出すというレビューの狙いとは対象が違います。
- ウ第三者機関による成果物のサンプリング検査…:第三者機関による成果物のサンプリング検査で品質上の問題点を早期に発見し是正するものと述べています。抜き取り検査という統計的な確かめ方の話で、設計途中の成果物を関係者で吟味する活動とは方式と主体が違います。
- エ第三者機関による全成果物の合否判定を行う…:第三者機関による全成果物の合否判定を行うものと述べています。合否を判定するという性質のもので、次の工程へ進める前に成果物の問題点を洗い出す予防の活動とは、時期と役割の位置づけが違います。
この問題の用語
- レビュー決めたことや作ったものを、あらためて見直すことをいいます。設計書やプログラムの誤りを早く見つけるために、関係者で行うことが多いです。
- サンプリング全体から一部を抜き出して調べ、全体の傾向を推し量る方法です。全部を調べるより手間が少なく、品質管理や監査、統計調査で使われます。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問45
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問25:標本化定理に関する問題(サンプリング)
- 令和7年度 春期 午前 問60:ユーザ受入テストに関する問題(レビュー)
- 令和7年度 春期 午前 問50:スクラムに関する問題(レビュー)
- 令和7年度 春期 午前 問45:デザインレビューの目的(サンプリング)
- 令和3年度 春期 午前 問3:サンプリング周波数に関する問題(サンプリング)
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