平成21年度 秋期 午前 問43
開発技術
UMLのクラス図が表す内容
UML のクラス図が表す内容はどれか。
- アクラス間の動的な関係
- イクラス同士が,必ず 1 対 1 の対応になるような相互関係
- ウクラスを構成するクラス名,インスタンス,メッセージの 3 要素
- エ汎化,集約,関連などのクラス間の関係
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✓ これが正解エ汎化,集約,関連などのクラス間の関係
解説
静的な骨組みを、種類の関係で描くための図です。
UML のクラス図は、対象の世界を、種類ごとに切り分けて描くための道具です。書き上がった図には、種類と種類の間の、静的な関係が並びます。ある種類が別の種類の一般形になっている、という関係、部分と全体の関係、単に何らかの繋がりがある、という関係など、種類同士のつながり方が線と印で示されます。時系列で動く様子や、実際に生まれた個別の物どうしのやりとりは、別の種類の図で扱う対象になります。設問はこの図が扱う内容を問うています。四つの記述の中から、種類の間の静的な関係を扱う、と述べたものを取り出します。要点は、扱う対象が動きでも個体でもなく、種類の間の関係、というところにあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アクラス間の動的な関係:種類の間の動く関係を描くと述べています。時系列で誰が誰に何を送るか、というやりとりは別の種類の図で扱うもので、静的な骨組みを描くこの図の役割ではありません。
- イクラス同士が,必ず 1 対 1 の対応に…:種類同士が必ず一対一の対応になる関係を描くと述べています。多重度は一対一に限らず、一対多や多対多も置けるので、対応の型を一対一に固定した説明は当たりません。
- ウクラスを構成するクラス名,インスタンス,…:種類の名前と、実際に生まれた個体と、送るやりとり、の三つを構成要素にすると述べています。個体ややりとりは別の図が扱う対象で、この図の要素として並ぶものではありません。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43
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