平成23年度 秋期 午前 問43
開発技術
ユースケース図に関する問題
UML のユースケース図で,システムと相互作用する外部システムはどれか。
- アアクタ
- イインスタンス
- ウトリガ
- エリンク
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✓ これが正解アアクタ
解説
外にいてやり取りする側をアクタと呼びます。
ユースケース図は、システムの外に誰がいて、そのシステムで何ができるのかを描く図です。部品は三つしかありません。外にいてシステムとやり取りするものと、システムが提供する機能、そして両者を結ぶ線です。このうち外側にいるものの呼び名がアクタで、これが答えになります。気を付けたいのは、アクタを人だと覚えてしまうことです。実際には、連携する別のシステムや、時刻をきっかけに処理を起こす仕組みもアクタとして描きます。設問がわざわざ外部システムと書いているのは、人に限らないと分かっているかを確かめるためだと読めます。残りの三つは、いずれもユースケース図の部品を指す語ではありません。図の役割をつかんでおくと迷いません。この図が答えるのは、誰がという問いと、何をしたいかという問いの二つだけです。内部の構造や処理の順序は別の図が受け持つので、要件定義の初めに描いて、利用者と合意を取るのに向いています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イインスタンス:クラスから作り出された実体のほうを指す語で、オブジェクト図やクラス図の側で使われます。外にいてやり取りする相手を表すための記号ではありません。
- ウトリガ:処理を起こすきっかけを指す語です。データベース管理システムで、表の更新をきっかけに処理を走らせる機能の名としても使われますが、図の登場人物を表しません。
- エリンク:実体どうしのつながりを表す語で、クラス図の関連に対応する、オブジェクト図の側の呼び名にあたります。システムの外側にいる相手を指すものではありません。
出典:平成23年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43
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