令和5年度 北海道 午後 問60
医薬品の適正使用・安全対策
薬物乱用に関する問題
医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
b 医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちからの啓発が重要である。
c 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得る。
d 薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きい。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 正 正
- 2誤 正 誤 誤
- 3正 誤 誤 正
- 4誤 誤 正 正
- 5正 誤 誤 誤
答えと解説を見る
✓ これが正解1正 正 正 正
解説
a〜dの記述はすべて正しい
医薬品の適正使用のための啓発活動(手引きの医薬品の適正使用・安全対策の章)で判断します。
aは正しい記述です。薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日〜7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体などによりダメ。ゼッタイ。普及運動が実施されています。bも正しく、医薬品の適正使用の重要性などについては、小中学生のうちからの啓発が重要とされています。cも正しく、薬物乱用や薬物依存は、麻薬、覚醒剤、大麻などの違法薬物によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得ます。dも正しく、薬物乱用は乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きいものです。
したがって、4つとも正とする組み合わせが正解です。一般用医薬品も乱用の対象になり得るという点は、販売の現場に立つ登録販売者にとって特に大切な視点です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2誤 正 誤 誤:a・c・d を誤りとしていますが、運動の期間、一般用医薬品でも乱用や依存が起こり得ること、社会的な弊害の大きさは、いずれも正しい内容です。
- 3正 誤 誤 正:b・c を誤りとしていますが、子どものうちからの啓発の大切さと、市販薬でも乱用や依存が生じ得ることは、どちらも正しい記述です。
- 4誤 誤 正 正:a・b を誤りとしていますが、6月20日から7月19日までの普及運動と、小中学生への啓発の重要性はどちらも正しい内容です。
- 5正 誤 誤 誤:b・c・d を誤りとしていますが、子どもへの啓発、市販薬による乱用の可能性、社会への悪影響は、いずれも正しい記述です。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)