令和4年度 北海道 午後 問60
医薬品の適正使用・安全対策
セルフメディケーションの問題
医薬品の適正使用等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)により生じるものであり、一般用医薬品によって生じることはない。
b 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
c 医薬品の適正使用の重要性等に関しては、小中学生のうちからの啓発が重要である。
d 登録販売者においては、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のため、啓発活動に参加、協力することが期待される。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1誤 正 正 正
- 2正 誤 正 誤
- 3誤 正 誤 正
- 4正 誤 誤 正
- 5誤 誤 正 誤
答えと解説を見る
✓ これが正解1誤 正 正 正
解説
b・c・dが正、薬物乱用や依存は一般用医薬品でも生じうる
医薬品の適正使用のための啓発活動は、手引き第5章の医薬品の適正使用のための啓発活動の項で判断します。
aは誤りです。薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得ます。一般用医薬品でも、乱用の繰り返しで慢性的な臓器障害などを生じるおそれがあります。bは正しい記述です。医薬品の持つ特質やその使用・取扱いについて正しい知識を広く生活者に浸透させ、保健衛生の維持向上に貢献することを目的に、毎年10月17日~23日の1週間を薬と健康の週間として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されています。cも正しい記述で、医薬品の適正使用の重要性等に関しては、小中学生のうちからの啓発が重要とされています。dも正しい記述です。登録販売者には、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のため、啓発活動に参加、協力することが期待されています。
したがって、a誤・b正・c正・d正の組み合わせが正解です。乱用は違法薬物だけの問題ではない、という点は第4章の濫用等のおそれのある医薬品とも結び付けて覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2正 誤 正 誤:aを正、bとdを誤としています。乱用や依存は一般用医薬品でも起こりえて、薬と健康の週間は毎年10月17日から23日、登録販売者には啓発活動への協力が期待されています。
- 3誤 正 誤 正:cを誤としていますが、医薬品を正しく使う大切さは小中学生のうちから伝えることが重要とされています。aを誤とする点は合っています。
- 4正 誤 誤 正:aを正、bとcを誤としています。一般用医薬品でも乱用は起こりえ、薬と健康の週間の目的と期間、小中学生への啓発の重要性はどちらも正しい内容です。
- 5誤 誤 正 誤:bとdを誤としていますが、10月17日から23日の薬と健康の週間と、登録販売者に啓発活動への参加と協力が期待されることは、どちらも手引きの記述どおりです。
出典:令和4年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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