令和5年度 春期 午前Ⅱ 問12
業務分析・データ利活用
ダブルビン方式の特徴
ダブルビン方式の特徴はどれか。
- ア単価が高く体積が大きい又は需要変動が大きい重点管理品に適する。
- イ発注間隔が一定で発注量が増減する。
- ウ発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
- エ発注点と発注量は調達リードタイムに関係しない。
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✓ これが正解ウ発注点と発注量が等しく,都度の在庫調査の必要がない。
解説
二つの容器を使い、片方が空になったら一容器分を発注する方式です。
ダブルビン方式は、同じ容量の在庫を入れた二つの容器(ビン)を用意し、一方の容器から使い始め、それが空になったら一容器分を発注し、補充が届くまではもう一方の容器の在庫を使う方式です。見分ける軸は、発注のきっかけと量の決め方です。容器が一つ空になった時点で発注し、その量も一容器分なので、発注点と発注量が等しくなります。空の容器を見れば発注の時期が分かるため、そのたびに在庫を数える必要がありません。手間がかからない分、単価が安く使用量が安定した品目の管理に向いています。空き箱が出たら一箱分を注文する、と場面で覚えると、他の発注方式の特徴と区別できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア単価が高く体積が大きい又は需要変動が大き…:単価が高く、体積が大きい、又は需要変動が大きい重点管理品には、在庫量を細かく把握して発注量をその都度決めるような管理が向いています。手間をかけずに回すダブルビン方式は、単価の安い品目向きです。
- イ発注間隔が一定で発注量が増減する。:発注する間隔を一定にし、そのたびに必要量を計算して発注量を増減させるのは、定期発注方式の特徴です。容器が空になった時点で一定量を発注するダブルビン方式とは仕組みが違います。
- エ発注点と発注量は調達リードタイムに関係し…:ダブルビン方式でも、補充が届くまでの間をもう一方の容器の在庫でまかなう必要があるので、一容器の量は調達リードタイム中の使用量を踏まえて決めます。リードタイムに関係しないという記述は誤りです。
この問題の用語
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問12
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