平成25年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24
サービスマネジメント
プロアクティブな活動
IT サービスマネジメントの問題管理プロセスにおけるプロアクティブな活動はどれか。
- アインシデントの根本原因を究明する。
- イ過去に同様のインシデントが発生していないか調査する。
- ウ過去のインシデントの記録を分析し,今後起こりそうなインシデントを予測する。
- エ根本原因を突き止めた問題を既知のエラーとして登録する。
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✓ これが正解ウ過去のインシデントの記録を分析し,今後起こりそうなインシデントを予測する。
解説
起こりそうなインシデントを予測するのがプロアクティブです。
問題管理は、インシデントの根本原因を突き止め、再発を防ぐためのプロセスです。その活動は、起きたことに対応するリアクティブなものと、起きる前に手を打つプロアクティブなものに分けて考えられます。過去のインシデントの記録を分析して傾向をつかみ、今後起こりそうなインシデントを予測する活動は、まだ起きていないことに備えるものです。そのためプロアクティブな活動に当たります。見分ける軸は、すでに起きたことへの対応か、これから起きることへの備えかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アインシデントの根本原因を究明する。:インシデントの根本原因を究明するのは、すでに発生したインシデントを出発点とする活動です。起きたことを受けて行う対応なので、リアクティブな活動に分類されます。
- イ過去に同様のインシデントが発生していない…:同様のインシデントが過去に起きていないかを調べるのは、目の前のインシデントに対処するための調査です。発生を受けて行うものなので、先回りする活動ではありません。
- エ根本原因を突き止めた問題を既知のエラーと…:根本原因が分かった問題を既知のエラーとして登録するのは、原因究明を終えたあとの手順です。発生したインシデントへの対応の流れの中にあり、リアクティブな活動です。
この問題の用語
- 問題管理インシデントの未知の根本原因を突き止め、恒久的な対策を出す活動です。決められた時間内に復旧させるインシデント管理とは目的が違います。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- インシデントサービスの計画外の中断や品質の低下、またはそのおそれがある出来事です。情報セキュリティでは、安全が損なわれるおそれが高いものを指します。
- 根本原因表に現れた問題を引き起こしている、大もとの原因のことです。ここを断たない限り、同じ問題が形を変えて繰り返し起きます。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成25年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問10(インシデント)
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問24:問題管理において実施する活動(根本原因)
- 平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24:JIS Q 20000-1の問題(サービスマネジメント)
- 平成24年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24:JIS Q 20000-1の問題(サービスマネジメント)
- 平成23年度 特別 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24:インシデント管理に関する問題(問題管理)
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