平成27年度 秋期 午前Ⅱ 問11
統合・テスト
システム適格性確認テストの説明
共通フレームにおけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として,最も適切なものはどれか。
- アシステムが運用環境に適合し,利用者の用途を満足しているかどうかを,実運用環境又は擬似運用環境において評価する。
- イシステムが業務運用時に使いやすいかどうかを定期的に評価する。
- ウシステムの投資効果及び業務効果の実績を評価する。
- エシステム要件について実装の適合性をテストし,システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
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✓ これが正解エシステム要件について実装の適合性をテストし,システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
解説
システム適格性確認テストは、システム要件への適合と納入準備を確かめます。
共通フレームのシステム開発プロセスでは、システム結合の後に、システム要件どおりに作れているかを開発側が確かめる段階として、システム適格性確認テストを置いています。見分ける軸は、何を基準に、どこで、誰の立場で評価するかです。システム要件について実装の適合性をテストし、システムを納入する準備ができているかを評価するという記述は、開発の最後に要件への適合を確かめるこの段階の目的と合っています。運用環境での評価や、稼働後の使い勝手・効果の評価は、それより後の段階の話です。要件と照らすのが適格性確認、運用環境で利用者の用途と照らすのは運用テスト、と基準の違いで覚えると見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステムが運用環境に適合し,利用者の用途…:運用環境や擬似運用環境で、利用者の用途を満たすかを評価するのは、運用テストの説明です。システム要件との適合を開発側で確かめる段階より後の、運用に入る直前の評価に当たります。
- イシステムが業務運用時に使いやすいかどうか…:業務で使いやすいかを定期的に評価するのは、稼働後の運用の中で行う評価です。開発の終盤で納入の可否を判断するテストではないので、システム適格性確認テストの説明にはなりません。
- ウシステムの投資効果及び業務効果の実績を評…:投資効果や業務効果の実績を評価するのは、システムを使い始めてしばらくしてから行う評価です。実装がシステム要件に合っているかを確かめるテストとは、目的も時期も違います。
この問題の用語
- 共通フレームシステムの企画から運用までの作業と役割を、共通の言葉で並べた指針です。発注する側と受ける側で認識がずれないようにするために使います。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成27年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問11
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問11:ユースケース駆動開発の利点(テスト)
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