令和3年度 春期 午前Ⅱ 問9
統合・テスト
共通フレームに関する問題
共通フレーム2013において,システム適格性確認テストで適合を評価する対象となるのは,どのアクティビティで定義又は設計した内容か。
- アシステム方式設計
- イシステム要件定義
- ウソフトウェア方式設計
- エソフトウェア要件定義
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✓ これが正解イシステム要件定義
解説
システム適格性確認テストは、システム要件定義の内容への適合を評価します。
共通フレーム2013のテストは、どの定義や設計に照らして確かめるかが対になっています。システム適格性確認テストは、組み上がったシステムが、システム要件定義で定めた要件を満たしているかを評価するテストです。システム全体として要件に適合しているかを確かめる、開発側での最後の確認に当たります。これに対し、システム方式設計に照らすのはシステム結合テスト、ソフトウェア方式設計に照らすのはソフトウェア結合テスト、ソフトウェア要件定義に照らすのはソフトウェア適格性確認テストです。要件定義と適格性確認、方式設計と結合、という対応を、システムとソフトウェアの二段で並べて覚えておくと迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステム方式設計:システム方式設計は、システム要件をハードウェア、ソフトウェア、手作業などの品目に割り当てる設計です。この内容に照らして確かめるのは、品目を結合して組み上げるシステム結合テストの側です。
- ウソフトウェア方式設計:ソフトウェア方式設計は、ソフトウェア品目の構造をコンポーネントに分けて決める設計です。この内容に照らして確かめるのはソフトウェア結合テストで、システム全体を評価するテストの基準ではありません。
- エソフトウェア要件定義:ソフトウェア要件定義は、ソフトウェア品目が満たすべき要件を定めるアクティビティです。これに照らして適合を評価するのはソフトウェア適格性確認テストで、システム全体を対象とするテストとは段階が異なります。
この問題の用語
- 共通フレームシステムの企画から運用までの作業と役割を、共通の言葉で並べた指針です。発注する側と受ける側で認識がずれないようにするために使います。
- 共通フレーム2013共通フレームを2013年に改訂した版です。企画プロセスではシステム化計画の立案を行う、といった作業の区切りが定められています。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
- 要件定義作るシステムに何を求めるかを決める工程。業務の進め方だけでなく、稼働率や復旧までの時間といった条件も書き出します。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問9
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問13(要件定義)
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問11:ユースケース駆動開発の利点(テスト)
- 令和3年度 春期 午前Ⅱ 問11:共通フレームに関する問題(共通フレーム2013)
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