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第61回 午前 問35

理学療法治療学

Down症候群に関する問題

Down症候群の乳児に対する家族指導で最も優先度が低いのはどれか。

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✓ これが正解1関節拘縮の予防法

解説

Down症候群では関節がやわらかく、拘縮予防の優先度は低いです。

Down症候群の乳児は、筋緊張が低く、関節がやわらかく動きすぎる(関節の過可動性)という特徴をもっています。そのため、体を支える力が弱く、首のすわりや座位の獲得がゆっくり進みます。また、口の周りの筋の力も弱く、舌が出やすいなど、食べることにも工夫が必要です。

家族への指導では、こうした特徴に合わせて、毎日の生活の中で発達を支える方法を伝えることが中心になります。姿勢が安定するような抱き方、離乳食の進め方、子どもとのやりとりの仕方、そして育てる家族自身のストレスへの対処は、どれも乳児期から必要になる内容です。一方、関節が固まって動かなくなる拘縮は、関節がやわらかいDown症候群では起こりにくい問題です。

したがって、最も優先度が低いのは関節拘縮の予防法です。Down症候群は低緊張と関節のゆるさが特徴なので、指導の重点は固さを防ぐことではなく、安定と発達を促すことにある、と覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問35(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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