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第58回 午後 問97

臨床医学

精神遅滞の発症と関連がない疾患はどれか。

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✓ これが正解4Wallenberg症候群

解説

Wallenberg症候群は成人の延髄梗塞で、精神遅滞とは関係しません。

この問は、精神遅滞(知的障害)が、染色体の異常や生まれつきの症候群、乳児期のてんかんなど、発達期の脳に影響する病気と結びつくことを踏まえて判断します。関連がないものを1つ選ぶ問です。

Wallenberg症候群は、延髄の外側の部分が椎骨動脈や後下小脳動脈の詰まりで梗塞を起こしたもので、延髄外側症候群とも呼ばれます。主に成人の脳血管障害で、めまい、飲み込みにくさ、顔と体で左右逆の温痛覚の障害、小脳の症状などが現れます。発達期の病気ではなく、知能の障害も起こさないので、精神遅滞とは関連がありません。

Klinefelter症候群やTurner症候群は性染色体の数の異常で、知的障害や学習面の困難を伴う例があります。Prader-Willi症候群は15番染色体の異常で、知的障害を伴うことが多い症候群です。West症候群は乳児期に始まるてんかんで、発達の遅れを伴いやすいことが知られています。発達期に起こるか、大人になってからの脳卒中か、で分けると見分けられます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第58回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問97(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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