法令の練習問題 問1
法令
指定数量に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。危険物取扱者 乙種第4類の練習問題 40問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
指定数量以上の危険物を、貯蔵所以外の場所で仮に貯蔵する場合について、消防法上正しいものはどれか。
- ア所轄消防長又は消防署長の承認を受ければ、十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。
- イ市町村長等の許可を受ければ、十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。
- ウ所轄消防長又は消防署長の承認を受ければ、三十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。
- エ所轄消防長又は消防署長に届け出れば、期間の制限なく仮に貯蔵することができる。
答えと解説
✓ これが正解ア所轄消防長又は消防署長の承認を受ければ、十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。
解説
承認する人と、十日という期間。二つとも合う肢は一つです。
この問いは、原則ではなく例外のほうを訊いています。原則は、指定数量以上の危険物を貯蔵所以外の場所で貯蔵してはならない、というものです。そこにただし書きが付いていて、仮に貯蔵する道が開いています。その道には条件が二つあります。誰の何を得るかと、どれだけの期間かです。条文は、所轄消防長又は消防署長の承認と、十日以内の期間、と書いています。ここで注意したいのは、承認と許可が別の言葉として使われていることです。製造所等を設置するときに受けるのは市町村長等の許可で、こちらは相手も行為も違います。仮貯蔵は一時的なものなので、より身近な消防長や消防署長が承認する形になっています。期間の十日も、あとで出てくる品名等の変更の届出が十日前まで、という数字と紛れやすいところです。
ほかの選択肢の解説
- イ市町村長等の許可を受ければ、十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。:相手と行為の両方を取り違えた肢です。市町村長等の許可は製造所等の設置や変更のときに出てくるもので、仮貯蔵の条文はそこを承認と書き分けています。期間だけ合っていても、承認者が違えば通りません。
- ウ…三十日以内の期間に限り、仮に貯蔵することができる。:承認者は合っていますが、期間が違います。条文の数字は十日以内です。三十日という数字はこの条文には現れません。数字だけを差し替える誤答は、条文を読んでいれば落とせます。
- エ所轄消防長又は消防署長に届け出れば、期間の制限なく仮に貯蔵することができる。:届出と承認は別物です。届出は知らせれば足りる行為ですが、承認は相手の判断を待つ行為です。さらに期間の制限が消えている点でも誤りで、条文は十日以内と区切っています。
根拠:消防法 第十条第1項/消防法 第十一条第1項/消防法 第十一条の四第1項。この問題は法令の条文から当サイトが作成した練習問題です(過去問ではありません)。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)